辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

本人が承知なら「スペックワーク (SPEC WORK)」も、有意義だと思う。

2016-09-28 10:12:34 | 会社経営
スペックワーク (SPEC WORK) 

一つのお題を複数人に提示してテーマでの制作物を集め
気に入った一つの現象や作品にたいして
報酬を与えるといったシステムである。

分かりやすく申すと、、、

腹ペコな私が、10人のシェフにお願いして
料理をサーブしてもらい、その中から気に入った
1品に代金を支払うといったシステムのことを言います。

ただ、勘違いしやすいのが、
芥川賞などの文学賞って、たくさんの人が応募して作品が選別されるが、
こういったことは該当しないのが、定義とされている。

まぁ、日本の場合、海外ほど事細かく
仕事に関する交渉事を代行する組合の存在が
ないがしろにされる風潮があるので、この、スペックワーク の
やり方は横柄のように感じるが、
このようなコンペを的発想は、参加する本人が
了承するのなら大いに歓迎すべきだと感じる。

切磋琢磨っていう根性論になるが、
「食うか食われるか」の業界で、
この組合に所属しているから優先的に作品応募ができるとかいった
事も少なくない。

まぁ、綺麗ごとは申しませんが、
そんなことが続けば、技量を比べることなく
作風も陳腐化するのが目に見えている。

やはり、切磋琢磨することで仕上がっていく
ジャンルの作品もあると感じる。

だから一概に、スペックワーク (SPEC WORK)を悪と感じるのは
人それぞれかもしれないが、完全否定してほしくないと思う。

まぁ、後出しじゃんけん、と言われれば
そうであるが、競いあって完成度が上がり
なおかつ、スペックワーク (SPEC WORK)であるという事を
明確になっているのなら、参加者の自由だと感じる。

でも、スペックワーク (SPEC WORK)と、表明することは
明確にすべきだと思うけどね。。。

いろんな仕組みがある中、
機会があれば、スペックワーク (SPEC WORK)に自分としては
参加して、時代の流れを直に感じてみたいと思う。

「ブランド力」って何だろうと考える。

2016-09-28 06:15:22 | 撮影機材
光岡自動車のような、不思議な立ち位置の
ブランドがある。

大きくはないけど、自動車メーカーとして
独特のデザインが心地よい。

使われている主要パーツは
国内メーカーと共用しているので
供給がなくなるわけでもなく安心して乗れることを
メーカーも保証している。
でも、見かけることは稀なんですけどね。。。

ブランドと言ってしまえば簡単だが、
これから先、メーカーの統合が多くなれば
パッと感じるのは、「イイとこ取りで更にいい製品ができる」と
思われるが、そんな簡単なものではないことが多く感じられる。

トヨタだから良い とか 光岡だからダメ ということではなく
小さいメーカーにもしっかりしたものを作る。

そんな、「小さい」「ブランド力が発展途上」な企業こそ
紙一重ではあるが、支えていくことを私は好む。
もともと、大手で仕事をしている人も多かったり、
そんな人が起業すると、大手ではできない
ピンポイントの戦略をお手伝いしたくなる。

大手では1年保証がセオリーだが、
10年保証できる根拠をもてる自信があるのは
私としては、全力でお手伝いしたくなる。

まぁ、お手伝いして見返りを考えないとうこともないけど、
徐々に大きくなっていく感じを見守りたいという感じである。

商品問わず、小さいブランドが増えてくれば
おのずと、競争となる。

淘汰する、淘汰されると熱くなるが、
競って切磋琢磨して、より良い商品ができれば
景気が上がると感じる。

大きなブランドだけに頼る時代でもないけど、
海外で安く生産されるのなら、戦前戦後の日本国内での
製造も復活させて日本ブランドを世界に誇りたいのである。

撮影機材だって凶器になる。だからこそ、今一度、見直すことが必要だと強く感じる。

2016-09-28 05:46:24 | 撮影機材
いわゆる「バズーカ」という、舞台で使う
煌びやかな銀テープを
任意のタイミングで放出する機器の総称である。

怪我をした方の、早期、回復を心よりお祈りします。

「バズーカ」が悪く言われるが、それを含め、
機器が動作する挙動を、今一度、認識する必要が
あると思う。

圧縮空気で装飾テープが放出される仕組みだが、
遠隔操作で行われるので
今回の事故が起こったかと思うし、

とび出る方向も
思っているほど鋭角
(つまり、広い範囲と角度で放出)ではないので
本来、大丈夫だと思っていた範囲ででも
事故にあったのかと推測される。

ライヴに限らず、業界で使っている機材は
危険魔物が多い。

遊園地のアトラクションと違い、機械そのものが重量物であり
出力される挙動のパワーもトルクがあり力強い。

機構部分も、手や腕が入らないようにするカバーもあるが
最小限である。 カバーされていると、悲しいかな
使い勝手が悪いのが常である。


そして、
撮影機材も、三脚が転倒しただけでも
頭に当たれば死んでしまうこともある。

おいそれと、立てたままでその場を離れるのはタブーである。

三脚に限らず、照明、音声機材、クレーンなど
頭上で使うことも少なくないので、
落下 転倒はあってはならないし、
最悪のことを考えながら、万が一、落下、転倒しても
破損はあっても死亡事故 怪我をしないような
心構えは必要である。

まぁ、使用条件は様々で、どうしても人混みで使うこともある。

ドラマ撮影では、人を避けるように対策ができるが
一般的な芸能取材とか報道では、思いがけなく
立っている、三脚や照明の横を人が通り抜けることが多い。
そんなタイミングで事故が起きる。

これは、カメラマンだけで回避することは難しく
イベント取材や各社の協定みたいな取り決めが
ないと解決できないことも多い。

カメラ同士をあまり、ギューギューに隣接して設置しなくても済むような
場所の設定とか、狭い会場でたくさんの報道機関が
集まるのなら、人の導線とカメラ位置を完全に分離できるようにする、
できなければ、できない場所では会見をしないくらいの
意気込みがあってもいいのでは?とも、強く感じる。

カメラマンだけでは限界がある。

まぁ、カメラマンだからカメラマンに立場を熱く語るが
それぞれスタッフの立場を見据えた
ステージなり、撮影現場なりの見直しも必要だと感じる。