tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

ベルリン旅行 Berlin 1 東のイメージ 9月21日

2012年10月01日 | ドイツの街並み


様々な顔を持つ都市、ベルリンへ。




9月21日、デュッセルドルフ空港からドイツの首都、ベルリンへ出発です。


旧東側地域に足を踏み入れるのは初めてのことです。

80年代~90年代は、東西の対立が生々しい実感をもっていた頃だと思います。
ベルリンの壁崩壊のニュースは、当時幼かったながらもよく覚えています。

そういえば小学校の教科書では、
現代史として冷戦について多くのページが割かれていました。
そのなかに「資本主義の店と社会主義の店」という比較写真があって、
資本主義の店のほうは、マクドナルドの店舗内で若い店員たちが手を挙げて笑っている様子、
社会主義の店のほうは、個人商店のカウンターで、しかめっ面をしたおばさんが
退屈そうに肘を付いている様子が紹介されていました。

この写真、私にはかなりのインパクトがあって、
自分たちが西側諸国に属しているのだということを理解し、
写真の違いから、こちら側で生きていることに内心ほっとしたものでした。
今思えば、イデオロギー教育ですね。。


ともかく、ベルリンに関しては、どんな街なのだろうと非常に興味を持っていました。




ベルリン、テーゲル空港の様子。
首都の空港としては、規模が小さく、シャッターが下ろされている店もあり、閑散としています。
2012年度内にもう一つの空港へ統合し、閉鎖されるそうです。
バスでベルリン中央駅へ。






ベルリン中央駅の様子。









私たちの宿泊したホテルは北口方面(観光名所のある繁華街とは反対側)だったのですが、
首都というのが信じられないほど、寂寥とした雰囲気…伝わるでしょうか。
タンク、倒れています…

他にも、街なかにロシア語の看板が多く見られたり、
ドイツの他の地域とは、かなり雰囲気が違います。

こんな感じが旧東側なのだろうか。。
しかしながら、東西分裂時代、西との経済格差はあったものの、
旧東ベルリンの生活はそんなに悪いものでもなかったらしい。(夫談)


この後ホテルに荷物を置き、市街観光に出かけると、
また違った表情が見えてくるのでした。

10月のあれこれ

2012年10月01日 | 生活




デュッセルドルフでは、本格的に秋が深まってまいりました。

朝夕は冷え込みが厳しく、数日前からヒーターを稼働させています。
街では、既にダウンコートをちらほら見かけます。

冬に向けて、寒さに体を慣らしていかなければなりません。
街路樹は、紅葉といって良いのか、
葉が橙色~黄色(枯れ色だろうか?)に変わっています。

上の写真は、栗のような木の実です。
朝にこの実を拾っている人がいるので、食べられそうです。
銀杏拾いの光景を思い出します。。

大学に通っていた頃は、金木犀の香りで秋の到来を知り、
銀杏の匂いが立ち込めるのが取って代わると秋の深まりを感じました。
実を踏んづけると、うへぇ~って思ったっけ。。


さて、勉学の秋ということで、
9月に引き続き、10月も語学を頑張りたいと思います。
12日からは、オーストリア、ウィーンへ小旅行の予定です。
オペラ座のチケットを取りました(*^0^*)ひゃ~楽しみ楽しみ♪

そして、月末には、語学学校がスタートします。
3か月ぶりに、毎日学校へ通うことになるので、
体調を崩さないようにしないと。。