様々な顔を持つ都市、ベルリンへ。
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9月21日、デュッセルドルフ空港からドイツの首都、ベルリンへ出発です。
旧東側地域に足を踏み入れるのは初めてのことです。
80年代~90年代は、東西の対立が生々しい実感をもっていた頃だと思います。
ベルリンの壁崩壊のニュースは、当時幼かったながらもよく覚えています。
そういえば小学校の教科書では、
現代史として冷戦について多くのページが割かれていました。
そのなかに「資本主義の店と社会主義の店」という比較写真があって、
資本主義の店のほうは、マクドナルドの店舗内で若い店員たちが手を挙げて笑っている様子、
社会主義の店のほうは、個人商店のカウンターで、しかめっ面をしたおばさんが
退屈そうに肘を付いている様子が紹介されていました。
この写真、私にはかなりのインパクトがあって、
自分たちが西側諸国に属しているのだということを理解し、
写真の違いから、こちら側で生きていることに内心ほっとしたものでした。
今思えば、イデオロギー教育ですね。。
ともかく、ベルリンに関しては、どんな街なのだろうと非常に興味を持っていました。
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ベルリン、テーゲル空港の様子。
首都の空港としては、規模が小さく、シャッターが下ろされている店もあり、閑散としています。
2012年度内にもう一つの空港へ統合し、閉鎖されるそうです。
バスでベルリン中央駅へ。
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ベルリン中央駅の様子。
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私たちの宿泊したホテルは北口方面(観光名所のある繁華街とは反対側)だったのですが、
首都というのが信じられないほど、寂寥とした雰囲気…伝わるでしょうか。
タンク、倒れています…
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他にも、街なかにロシア語の看板が多く見られたり、
ドイツの他の地域とは、かなり雰囲気が違います。
こんな感じが旧東側なのだろうか。。
しかしながら、東西分裂時代、西との経済格差はあったものの、
旧東ベルリンの生活はそんなに悪いものでもなかったらしい。(夫談)
この後ホテルに荷物を置き、市街観光に出かけると、
また違った表情が見えてくるのでした。