tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

ウィーン、ナッシュマルクトとのみの市 Naschmarkt, Flohmarkt 10月13日

2012年10月18日 | オーストリア




土曜日の午前中は、ウィーン市街地にほど近い市場散策へ。


ナッシュマルクト(Naschmarkt)は、食料品市場街で、
「ナッシュ」は「つまみ食いする」という意味なり

さらに毎週土曜には、並びでのみの市が開催されていますよー
アンティーク、雑貨、日用品等、様々なものが入り混じっています。
掘り出しものをgetしたければ早めの時間に行くのがおススメです。
(朝の6時半から開店。)


マルクトに入ると、野菜、肉、魚介類、チーズ、パン、スパイス、、
ありとあらゆる食料品が並びます。
人出も多く、気分は上野のアメ横?




色とりどりのドライフルーツ。




様々な香辛料。




肉屋の店先。






甘~いお菓子たち。




オリーブの種類もこんなにたくさん。


ついつい買い物(つまみ食い)したくなってしまいます。。
奥がBioマルクトになっていますので、お好きな方はどんどん進んでください。





のみの市の区画へ。
カゴも可愛いですね。




アラブ系のお店もあり、エキゾチックな布がはためいています。






場所柄、クリスタルガラスや東欧雑貨などが多く見られます。

下の写真のお店で、リキュールグラスを購入。
繊細なカッティングがほどこされていて、3つで5ユーロとお値打ちでした。


ナッシュマルクトには、カフェやレストラン、屋台等、
食事をとれる場所がたくさんあるので、朝食や昼食時にここに来ても良さそうです。

今回は、ホテルの朝食をいただいた後だったので断念。。

モーツァルトの好物?

2012年10月18日 | 料理、食材、レシピ




モーツァルト(1756-1791)ほど各国の料理を食した音楽家は少ないといいます。


6歳の頃から、父親とともにミュンヘン、ウィーン、パリ、ロンドン、イタリア諸都市へ旅をし、
短い生涯のなかで、多くの王侯貴族に招待され贅沢な食卓を囲んでいます。

彼の書簡には、「牛フィレ肉のパン詰め」や「桃のスープ」等、魅惑的な料理が登場します。
若くしてアルコール中毒を患っていたともいわれ、たいへんなグルメであったと思われがちですが、
意外なことに、同書簡のなかでは晩餐会の席でも「私は水と果物を口にするだけです」という記述が頻出します。
(でも、アイスクリームは例外で、彼のお気に入りだったようです。)


真相がどうであったのかは分かりかねますが、
モーツァルトが執心したことがよく知られている料理がこちら。
上の写真のようなシュニッツェル(豚肉を薄くたたいて焼いた料理)です。

当時はパン粉をつけずに肉を焼いて、マスタードや炒めたタマネギを添えて供されていました。
「こんなに美味い豚肉料理は食べたことがない!」とされ、使用人に何度も運ばせていたようです。


ウィンナー・シュニッツェルはオーストリアの貴族で軍人であった
ヨーゼフ・ラデツキー将軍(1766-1858)が、1848~49年に北イタリアへ遠征したときに、
ミラノ風カツレツをことの外気に入り、ウィーンへ持ち帰ったことに端を発しているといわれています。


旅行では、1905年創業のウィンナー・シュニッツェルの有名店、
フィグルミュラー(Figlmüller)へ行って来ました。

上の写真で特大感が伝わるでしょうか。
運ばれてきたときには、おーーーー となります。

注文の際、給仕さんから「ケチャップ等はつけるか?」と聞かれたので、
「ノーマルな食べ方は?」と聞いたところ、
「うーん、、ジャムとか。。」とのこと。

付けてみました。端っこに写っています。
食事に甘い味はどうも慣れないのですが、合わなくはないです。




いつも行列しているので、訪れる際には時間に余裕をもって行くと吉です。


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Figlmüller
Wollzeille 5, Wien
open: 11:00-22:30
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ちなみに、ラデツキー将軍の功績を称え、
1848年にヨハン・シュトラウス1世は『ラデツキー行進曲』を作曲しました。

ウィーンで行われるニューイヤーコンサートの最後を飾る曲がこの『ラデツキー行進曲』で、
観客が手拍子を打ち、オーケストラと一体となって盛り上がります。


さてさて、ウィーングルメの記事は続きます



(参照元:海老沢敏、高橋英郎 編訳『モーツァルト書簡全集』全6巻、白水社、2001年。)




ウィーン夜想

2012年10月18日 | オーストリア




ウィンナーワルツ、クリムトの黄金、ハプスブルクの栄光、
在りし日の芸術と享楽の都に思いを馳せて。


日が落ちると街が一変して見えます。





ウォッカのせいじゃありません。





劇場(Burgtheater)や、




市庁舎(Rathaus)が、幻想的に輝きます。







国会議事堂(Parlament)にて、
アテナ神が今も睥睨するものやいかに。


暑がりなのに冷え性

2012年10月18日 | 美容と健康




そんな目で見るのは止してください。
わたくしが風邪をひいたのには理由があるのです。。


汗っかきで暑がりのくせに冷え性という面倒な体質のため、
夏は自分の汗で冷えてしまうことや、
少しでも涼しいところを探して、クーラーに直接あたることで風邪をひいたり、
冬は冬で、気温の低下で冷えやすく、かといって
暖かい服や靴下を履くと直ぐにのぼせ、脱いだら風邪をひいたりで、
体調管理には結構難儀をしているのですよ。。


今回は、帰宅した夜に暖房をつけなかったのが原因だと思われます。
ビタミンCを摂ってから、なるべく暖かくして休むつもりですが、
はたして寝るときに靴下は履いたほうが良いのか…。


うう、目の前に星が飛んでいます。
魔法都市デュッセルドルフ…☆★☆★




たまご酒ならぬ、
北限の酒、ウォッカでもあおってみましょうか…。