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更地SELECT ~SAKURA V

2021-03-05 | 舞台

1年ぶりに今拓哉さん出演の舞台「更地SELECT ~SAKURA V」に出かけました。

◆出演者のみなさん(チラシより)

 

緊急事態宣言中ということでどうするか迷いましたが、電車は乗車駅始発で乗り換えなしの1本。昼食はなし。終演後も寄り道せず直行直帰で行ってきました。

劇場も消毒や座席配置など感染対策は徹底しているようでした。

◆小劇場B1 初めてでしたが名前通りの小さな劇場

 

舞台は休憩なしの約90分。テンポの良いコントが次々と繰り出されずっと笑いっぱなし。

よくまあこんなにネタを思いつくものです。

そして会社員、刑事、看護師、レポーター、医者、弁護士など「この職業の人ってこういうときこういう喋り方をするよな~」と思わず引き込まれてしまう役者さんたちのまあ達者なこと!

わずか数m四方の狭い舞台上でのアクションシーンも見事でした。

演目は以下の通り。

 

◆カーテンコールでのみなさん(撮影OKです)

 

やっぱり舞台も音楽も「生」がいちばんだとしみじみ思いました。同じ空間にいるからこその一体感ですね。

今日を入れて残り3日ですがまだチケット入手可能。ライブ配信もあるとのことです。

(2021.03.04)


天使にラヴソングを

2019-12-01 | 舞台

今拓哉さん出演の舞台「天使にラヴソングを」(東急シアターオーブ)

◆今日のデロリス役は森公美子さん!

 

言わずと知れた王道ミュージカルですから細かい説明はやめておきます。

とにかく楽しい!

森公美子さんの変幻自在な演技と歌声、個性的な俳優陣、アラン・メンケンの名曲の数々、圧倒的なコーラスにダンス、いたるところにちりばめられた笑い(今さんもところどころに「遊び」を入れてこの舞台を楽しんでいる様子)。

カーテンコールでは観客席も一緒になって盛り上がり、上演時間3時間があっというまでした。

もう一度見たい!と思う作品です。

会場の東急シアターオーブは音響も良く座席配置もゆとりがあって快適。いいホールです。

 

そして終演後は西麻布の「釣り人」という魚のイタリアンという隠れ家のようなお店へ連れて行ってもらいました。

これが素晴らしいお店でした。

シェフの抜群の腕が光る料理とおいしいワイン、落ち着いた雰囲気。

◆前菜はカルパッチョ4種

◆絶妙の火加減

◆これは白子のカルボナーラ。まいりました。

こんなお店が近くに合ったらしょっちゅう通ってしまいそうです笑

 

(2019.11.29)

 

 

 

 

 

 

 


ミュージカル「怪人と探偵」

2019-09-25 | 舞台

右眼の手術などでしばらくご無沙汰だった今拓哉さん出演の舞台「怪人と探偵」を見に行きました。

会場はKAAT神奈川芸術劇場。「ヘッズ・アップ!」以来です。

 

「怪人」は怪人二十面相、「探偵」は明智小五郎。子供の頃に読んだのが懐かしい。

ストーリーそのものはシンプルですが、東京スカイパラダイスオーケストラのパワフルな演奏、転換の速いセット(でもかなりの低予算とのこと笑)と効果的な照明・音響、派手な大捕り物など飽きさせません。若手の方々の熱演、中でも「微笑みの影」を歌う大原櫻子さんと「マユミの白日夢」フランク莉奈さんが印象的でした。

大原櫻子さん(KAATウェブサイトより)

 

そんな中、夫婦役を演ずる今拓哉さん&樹里美穂さんや刑事役の六角精児さんが登場すると舞台の空気が一変。特に着物姿で踊る樹里美穂さんはインパクト十分。やはりこういうベテランの方々が入ると舞台がぐっとしまります。

客席や上空(?)を使った演出もあり、あっという間の3時間でした。

(2019.09.23)

 

 

 

 

 

 


ミュージカル 「貴婦人の訪問」

2016-11-05 | 舞台

一年ぶりの観劇。今回はミュージカル「貴婦人の訪問」です。

◆なかなかの豪華メンバー

 

ストーリーはというと。。。

億万長者の未亡人となったクレア(涼風真世)が財政破綻寸前の故郷、ギュレン市に戻って来る。
人々は、かつての恋人アルフレッド(山口祐一郎)がクレアに財政援助を頼んでくれることを期待していた。
そして、クレアを迎える晩餐会。大々的な市への援助を約束したクレアだったが、多額の寄付金と引き換えにある条件を提示する。

それは。。。「アルフレッドの死」。

クレアの目的は?
そして家族や友人がアルフレッドに対して下した決断とは。。。

 

まず山口祐一郎さん演じるアルフレッドの、なんとも情けないダメ男(笑)ぶりと、涼風真世さんの鬼気迫る演技に引き込まれました。

特に涼風さんの歌唱力と声量そして目力は圧倒的。

あんなに細いのにどこからあの声が。。。

その脇を固める、今拓哉さんはじめ芸達者なオジさんたち(笑)がまたいい。

たった一人の子役の女の子もかわいくて目が離せません。

重いテーマですが、コミカルな場面もあり、メンバーの歌や合唱、ダンスも素晴らしい!

 

驚いたのは物語のラストシーン。

「!!」

今までみた作品とは全く違いました。。。

 

もうひとつ驚いたのは、ずっと録音だと思っていた音楽(オーケストラの演奏)が、実は舞台袖での生演奏だったこと。

開演前に楽器のアップの音が袖から聴こえていたのですが、あまりにも完璧なのですっかり録音かと。。。

お見事です!

(2016.11.04)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ミュージカル 「ヘッズ・アップ!」

2015-11-18 | 舞台

久しぶりに今拓哉さん出演の舞台を観に行ってきました。(今さんの舞台については左サイドバーのカテゴリー「舞台」も御覧ください)

 

ラサール石井さん原案・演出のミュージカル「HEADS UP!(ヘッズ・アップ!)」です。

 

とあるホールの何もない舞台にセットができあがるまで(仕込み)と本番終了後にまた何もない舞台に戻るまで(バラシ)を描いたこの作品、哀川翔さんや橋本じゅんさんら個性的なキャストと巧みな演出でたっぷり楽しませてもらいました。

最初から客席を巻き込んでテンポよく物語が進んで行きますが、時おり本物の舞台スタッフも紛れ込んでセット作りの様子を見せてくれます。「へえ~、リノリウム(敷物)はああやって敷くのか」「ガムテープはああやって貼るのか」「あんな機械で上に昇るのか」とか、ふだん見ることのできない「技」でなんだか得した気分(?)。ちなみに素の木張りに見えるステージの床がすでに敷きものなのだそうです(もとは黒い床とのこと)。

次々と起こるトラブルや役者さんの絶妙なやりとりの中、あっという間に前半終了。さて続く後半は本番も終わり舞台を元に戻すだけなのにどうやって物語を進めどう終わるのか?そこに興味がありましたが、なるほどこうきたか!という上手い見せ方で、さんざん笑せられたかと思うと、ぐっと泣かせる場面も。さらにいくつかの伏線もいつのまにか見事に回収されていきます。

これからご覧になる方も多いので具体的にはお話しできませんが、特にラストはどんでん返しやあっと驚く視覚・音響的な演出が素晴らしく、満足感がありました。また、全体を通して色々な映画やミュージカルのパロディー、芸達者な役者さんたちのサービスシーンなどがあり、それぞれのファンの方、舞台に詳しい方はさらに楽しめることでしょう。

ああ楽しかった。面白かった。自分もちょっと頑張ろうかな。そんな気持ちにさせてくれる作品でした。

 

終演後は今さんとすぐ近くの「中国食堂分店(李さんの店)」へ。劇場のスタッフ(本物の)さんオススメのお店だそうで、前菜からチャーハンまで何を取っても安くて美味しい!ビールを軽く、のつもりだったのがいつのまにか二人で紹興酒ボトルになってしまいました 笑。

 

◆開演前に立ち寄った山下公園の氷川丸

 

(2015.11.17)