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Konさんから「世界初演の手ごたえ十分の凄い作品になりそうです!」と聞いていたのですが、まさにオープニングからラストまで時間を忘れて見入ってしまいました。
まずテンポのよい構成と演出、そして音楽が素晴らしい。二人の松下さんの演技と歌も秀逸。大きな「箱」2つですべてを表現する舞台装置のアイデアも凄いです。アンサンブルによるダンスやパフォーマンスも見ごたえ十分。第1幕の冒頭からしてフィナーレかと思うような豪華さ。
驚いたのはオーケストラ。通常はステージ下のピットで演奏するわけですが今回はステージ奥に配置(パーティーのダンスシーンなどでだけ姿を現す)。さらに全くミスがなく完璧な演奏なので途中まで「生オケじゃなくて録音?」と思っていました。
これはなかなかの傑作ミュージカルではないかと思います。
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終演後はKonさんと立ち飲み「富士屋本店」さんへ。何をとってもウマくて安いお店でした。
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(2025.2.04)