富士山、立山、そして白山
日本の三名山
あんなに「山に登るなんてねえ・・・」と、私を横目で眺めていた娘が
石川を離れて東京から ふるさと石川を眺めていると
なんだか 緑あふれる木々の中に新鮮な空気と美味しい水と共に
いられることが如何に幸せなのか、を感じるようになったのか
突然 山へいきたい! と言うようになった。
こんな日が来るとは夢々思っていなかった。
来週末、娘はさっそく富士山へ行く。その前に、新しく購入した靴の具合や水の量・
背負う荷の重さなど測るために、お試しに白山(小さい頃には3度ほど登って
いる懐かしい山)を選んだ娘。東京からなら岐阜県側から登るのが近いだろうと、
私も初めての、そしていつか歩いてみたいとずっとおもっていた平瀬道から上がることにした。
2週続けての白山あそび
標高差約1500m、地図上では4時間10分
白川郷から平瀬温泉へ下り、そこからアドベンチャラスなかまぼこのような道を大白川沿いに
走ると、ダム湖の白水湖に出る。その横に平瀬道登山口がある。
大倉山避難小屋までの2時間半を娘は1時間40分というハイペース
それにつられて・・・私も2時間で歩いてしまったから、さあ大変。
しかし、ここまでの道は極上の林
苔むすほどの太さのブナ
風雪に耐え抜いているダケカンバ
大地に根を下ろし頼もしい
風雪に耐え抜いているダケカンバ
大地に根を下ろし頼もしい
悩ましい腰つきは雪の多さを物語る
色を染め始めているナナカマド・・・と
夏もいいけど、秋に歩いたら見事だろうなあ と想像しながら歩くのもまた愉し。
よくよくみると
天然(当たり前田のクラッカー)クワガタ
裏?白山の植物は石川県側とはまた違う
これはな~に?
これは?
ふっと 白山を裏っかわから眺める場所に
辛いつづら折れの坂を上っていると
そよっと風が吹く
目の前に軽やかなトラノオがそよいでいる
桜デンブも風になびく
夏もいいけど、秋に歩いたら見事だろうなあ と想像しながら歩くのもまた愉し。
よくよくみると
天然(当たり前田のクラッカー)クワガタ
裏?白山の植物は石川県側とはまた違う
これはな~に?
これは?
ふっと 白山を裏っかわから眺める場所に
辛いつづら折れの坂を上っていると
そよっと風が吹く
目の前に軽やかなトラノオがそよいでいる
桜デンブも風になびく
葉っぱが丸い 白山あざみ
ここには珍しい グンナイフウロ
これは ハクサンフウロ
最後の急な坂道
階段がこれでもかこれでもか、と続く
何度深呼吸をしたことか
道端の花を見過ごしてしまいそう
南竜が馬場から上がってくる道との交差点
ここの雪解け水の冷たいことおいしいこと!正にいのちの水~♪
ここまでくればあとは平坦のランランな道
室堂はすぐそこに
赤い大屋根を広げている
避難小屋から1時間50分もかかってしまった。
やっぱり前半娘に付いていこうと年寄りのひやみず「飛ばし」たのが
あとの階段で難儀した。
室堂では暖かなお日様の下
爽やか過ぎる風が吹きつつもなんともひなたぼっこ日和
山ランチ後、背中に陽の暖かさを感じながら
ひねもす昼寝 しばしまどろむこの幸せ
なぜかニャーニャーという猫の鳴き声で目が覚めた。
下界は甲府40度を記録している様子
申し訳ない贅沢をしてしもうた。
一気に下山して飽きるほど歩いて
登山口脇にある白水湖畔ロッヂにて
焙煎したての香りたかきコーヒーをいただく。
靴の調子もよく、自信をつけた娘
来週末、富士登山へいってらっしゃ~い!
これで娘は三名山制覇なり
ちなみに ここには湖畔にいだかれたワイルドな露天風呂あり
300円也
和みたい人はこちらだけでもお勧めです。