樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

鼻が思い出す

2013-08-29 23:34:17 | 日記
この時期、窓をあけて車で走っていると
ぷ~んと薫る秋の匂い

そう、稲を刈り取った イグサの香り
秋を感じる瞬間

石川での季節の移ろいが懐かしい

~のようなもの

2013-08-29 22:39:01 | 日記
月曜日、やっと手に入れたチケット!
某ミュージシャンのライブではありません。

立川志ノ輔の落語 です。

あの某放送局でやっている「ためしてがってん」の司会者です。
東西きっての人気落語家です。
でもその理由がわかりました。

緩急つけた語りも、あのしゃがれた声の表裏を引き立てる。
時事問題をとりいれた言葉あそび
そして自身のプロデューサーもしている感じの多彩な才能
45分も超過して話し続ける頭の回転のよさと体力

高座以外に薄めの座布団1枚
後ろには屏風も(自分で本番前に取り去ったそうだが)ない殺風景な
ただそれだけの舞台で 正に一人芝居
それでも十二分に華がありました。

はは~ 恐れ入りました。

仲入り前の一席は「バールのようなもの」という新作?噺
大工の八(はっつ)あんとご隠居さんが登場
「バールのようなもの」でこじあけた・・・という新聞沙汰の事件で
大工道具である「バール」のお調べがきつい、と八あんがご隠居さんにこぼす。
ご隠居さんは「~のようなもの」とつけば、そうじゃないからつけるのだ、と説明。
だから「バールのようなもの」とあれば「バールかどうかわからないけどそれに近いもの」
ということだと。れっきとしたバールではないのだと説得する。

「女のような」という時は「女」でないからそういう。
「女のような女」とは言わない。「女」に「女のような」とも言わない。
「お肉のような味」とはお肉でないものなのに肉の味がするから言うのだ、とご隠居さん。

なるほど~!と合点がいった八あん。

ある日八あん、近くのスナックのママに入れ込んで家へ戻るのが遅くなった。
おかみさんの雷が落ちそうになった時
ご隠居さんからきいた「~のようなもの」を一生懸命説明する。
最後にだから「めかけのようなものさ」とスナックのママさんのことを表現したら
おかみさんからゲンコツをもらってしまった。

急いでご隠居さんのところへ行き、通じなかったことを説明すると
ご隠居さん、それはだめだ!「めかけ」は「めかけのようなもの」と言っても「めかけ」だ!
と一言。「めかけ」だけは「めかけ」なんだ、と。「ようなもの」はないんだとさ。

確かに。日本語は難しい・・・けど奥行きのある言語
だから落語、小噺の芸能が発達し、そこを逆手にとって笑いへ誘う。
流石だ~ 志ノ輔!
いつか彼の地元の言葉、富山弁での落語をきいてみたい。

本日の場所は池袋東口徒歩2分のところにある
野田秀樹監修の東京芸術劇場
2階のプレイハウスという劇場形式の大舞台だった。

話している時の顔、渋いねえ~