樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

スーパームーン

2017-12-04 22:51:13 | 日記
12月4日は今年最後のスーパームーン
残念ながら、外は雨

でも昨日、信楽からの帰り道
澄んだ太平洋性気候の空っとした空に
片や茜色に夕なずむ山のシルエット
片や驚くほど大きな大きなお月さまを
ながめつつ、車を走らせ戻って来た。

あの大きさのお月さまを見たのは
初めてだ!なんと表現すればいいのやら。
水平線に玉が転がっている感じ?
海に沈む太陽が大きく見えるけれど
あれと同じくらいの大きさのお月さまだった



写真に撮ってもその大きさは伝わらない・・・
空に上がってしまうと比較の対象がなくなるためか、
距離が遠くなるせいか、その大きさはそれほどでもなくなる。

とにかく、美しいと表現はできないが、
大きな大きなお月さま
創造力が豊かであれば、お話の一つもできるやも知れぬのに。


三筋の滝

某宗教家の野望

2017-12-04 22:12:56 | 日記


トンネルを抜けるとそこは・・・

もう何年も前になるが
ドイツのバウ ハウス ~ フランク・ロイド(建築家) に
傾倒していた時期があって
いもずる式に I. M. Pei という建築家に興味を持った。
フランスのあの、ルーブル美術館を設計した建築家
彼の作品が日本にある。

それが、某宗教家の野望と一致し
コレクションを展示する美術館となったもの
(Peiさんは現在100才、美術館は80歳のときの作品!)





光のはいり具合がとても自然で柔らかい。
幾何学模様の魔術師は三角がお好き
それは力学的に強い形
そしてもう一つ、
彼の建築の基本は 無為 
自然の流れに沿うことらしい


この美術館の収集品は紀元前から始まっている。
どうやって集めたのだろうか。
ただの趣味で集めたのか、松方コレクションのように
何かの目的があって集めたのか・・・

その中に2つ気に入っている作品がある。
ガンダーラ仏とエジプトの片耳にイヤリングをした猫

帰り道
トンネルを潜ると
現実世界への道


光の当たり具合で葉が落ちた垂れ桜の枝が白く白髪の老女のよう


こんな山奥によくもまあ、建てたものだと関心する。
宗教のなせる技か、はたまた
信楽の狸たちに化かされたのかな・・・?