樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

さらば国立競技場

2014-06-03 23:11:24 | 日記
東京千駄ヶ谷界隈にある 国立競技場
正式名称は 国立霞ヶ丘陸上競技場
なかなかすっきりした簡潔な競技場



1964年の東京オリンピックのために建造されその後
世界陸上、アジア競技会、国際マラソン、サッカー天皇杯、ラグビー日本選手権など
各種スポーツの大きな大会の決勝戦の場として使用されて56年!
5月31日をもって幕を下ろした。

3月辺りから SAYONARA国立競技場 と銘打って
色々なファイナルイベントがなされいたらしい。

若い頃から観客として何度も足を運び
特に成人式の日には成人式にも出ずここでラグビーの日本選手権の試合を見ていたっけ。
先日は5階の貴賓席からもラグビーを観戦させていただいた。

小さな心の痛みを伴う思い出もある国立競技場
7月から解体工事が始まり2015年10月まで続くという。
ここの座席はしっかりきれいに手入れされていてまだまだ使えそうだと思っていたが
岩手県やそのほか10の団体に配布され、再利用されるそうだ。

そして2020年の東京オリンピックには
物議を醸している新たな競技場がお目見えする段となっている。
(解体も建造も税金です・・・)

ファイナルイベントに参加し、5時間近くこの座席に座りビールとともに
ここちよい風に吹かれてみた。
サッカーのリジェンド試合、ラグビーの年代別リジェンド試合など
いつの間にか観覧席は満員に近い

そして東京オリンピックの際に空に五輪を描いたブルーインパルスの展示飛行




中央の芝生を管理してきた方々への感謝状贈呈
         その後谷村新司、森山良子、辻井君のピアノ演奏があり
          
              戸倉俊一編曲の蛍の光とともに 聖火が消えてゆく

照明も消され
国立競技場を揺るがした数々の名場面、記録の瞬間をまとめた映像とレーザーでの再現に
闇の中観客はどよめき、涙を浮かべる。

56年と言う歳月は、解体されても文句を言えない年月なんだろう。
そんな年月を生きてきた自分に、今更ながら驚く


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (トミー)
2014-06-04 08:21:12
国立ファイナルイベント良かったみたいですね。
(思い出)
20歳台-早明戦後OBが新宿まで凱旋行進するのについて行って、新宿で仲間と飲んだ。
平塚市からデートで日本選手権を観戦しに来て、新橋ガード下で飲んだ。それきりで終わった、、。
40、50歳ー毎年日本選手権で上京し、富山のラグビー仲間と在京の友と試合前に前飲みし、試合中酔って居眠りしていた。そのあとまた新橋で飲んだ。
東京オリンピック時は、小学校6年生。やっと買った白黒テレビで観戦したが、記憶もセピア色でおぼろげですね。
建物は意思を持たないが、そこに集う人々に感動を与え、各人の記憶にいつまでも残り、風化されることはないと思います。新しい国立でまたラグビー観戦できる日まで心待ちにしたいと思います。それまで東京ドームで代替すると言うが、いかがなものかな。
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Unknown (海山人)
2014-06-05 00:30:13
聖火台は、どうなっちゃうんだろう? 
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Unknown (樹間暮)
2014-06-05 22:54:59
トミーさん

コメントありがとうございます。
トミーさんのとっても多々思い出の場所なんですね!
え?東京ドームでラグビーの試合@@
そりゃ無理でしょ?!
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Unknown (樹間暮)
2014-06-05 22:59:48
海山人さん
コメントありがとうございます。
このひ、往年の選手達・・・東洋の魔女と言われたバレーの選手から始まり、聖火をつなぎ最後は7連覇中の吉田選手が聖火台に灯をともしました。そして最後に消えゆき真っ暗に。
国立には過去に生まれた世界記録とその選手を刻んだパネルもあり、素敵なデザインの入り口の鉄格子など残したいものが沢山あります。だから、きっと、聖火台も○○記念館と称して保管されていずれは展示をするのではないかと思います、というよりそう願ってしまいます。
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