昨日朝、今年も六道珍皇寺で行われている「六道まいり」に行ってきました。
暦の上では立秋だというのに、昨日の京都の最高気温は38.1度。
おまけに9日連続の高温注意報というおまけつきです。
「ほんまにもう堪忍して」と言いたいです。
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八月に入ると、京都の町は一気にお盆の装いになります。
京都では八月十三日から始まり、十六日の五山の送り火に終る盂蘭盆( うらぼん)に、各家で先祖の霊を祀る報恩供養が行われます。
また盂蘭盆前の七日から十日まで、精霊を迎える六道珍皇寺に参詣する風習があります。
これは「六道まいり」「お精霊(しょうらい)さん 迎え」とも言われています。
六道珍皇寺のあたりは、平安時代には埋葬の地であった鳥辺野の麓にあたります。
ですからここは、冥界への入口であり、お盆に冥土から帰ってくる精霊たちは、
必ずここを通ると信じられているのです。
今でも朝早くから大勢の方々が訪れ、お参りします。
これも京都の夏の風物詩のようなものです。
私が着いたのは七時過ぎです。
六道珍皇寺入口
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門をくぐると高野槙が売られています。
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ホオヅキも売られています。
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境内の様子
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参拝の流れを記した看板が立っています。
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迎え鐘のいわれ
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境内参道の花屋さんで高野槇(こうやまき)を購入し、本堂で水塔婆(みずとうば) に戒名を書いてもらい、迎え鐘をつき、多くの石地蔵がある境内、 賽の河原(さいのかわら)と称す るところにて高野槇の葉にて水塔 婆への水むけ(水回向 みずえこ う)をします。
水塔婆を書いてもらいます。
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迎え鐘をつきます。
長い行列ができています。
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ロウソクに火をつけます。
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水回向します。
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六道珍皇寺の門前でも店がでています。
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迎え鐘を待つ長い行列です。
これだけ混雑するわけですからあ、暑さ対策もあり、みなさん朝早く訪れるのです。
私は夜は来たことがありませんが、提灯や行灯の光で独特の雰囲気があるようです。
期間中、お参り時間は朝6時~夜10時です。
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なおこの期間、五条坂陶器まつりが開催されています。
六道珍皇寺の帰りにいつもは立ち寄るのですが、今年は暑すぎてパスしました。