京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京都の洋館(第三回)

2015-08-14 05:24:22 | 京都の洋館

昨日からお盆に入りました。
テレビは風物詩のように、新幹線と高速道路の混雑ぶりを放送しています。
京都もお盆休みに入った企業も多いのか、いつも混む道路はスイスイ流れ、
一方観光地に向かう道路は大混雑です。
昨日昼過ぎ、二男夫婦と孫を京都駅に送っていきました。
やっといつもの夫婦二人の生活にもどり、ホッとしています。

今日は京都の洋館めぐりの続きをお届けします。

革島医院(1936,昭和11年)
中京区麩屋町通り六角下ルの個人医院です。
蔦や木々に覆われ建物の外観が分かりにくいですが、トンガリ屋根の建物です。





















新風館
旧京都烏丸電話局(1931,昭和6年)

設計は吉田哲郎 中京区烏丸通姉小路下ル場之町
現在は烏丸御池の複合商業施設です。





大丸ヴィラ
旧下村邸(1932,昭和7年)京都市登録有形文化財

当時の大丸社長下村氏の邸宅で、W・M・ヴォーリズ設計の鉄筋コンクリート造りです。





聖アグネス教会(1904,明治37年)
立教大学校長として来日した宣教師建築家ガーデイナーの設計によるレンガ造り。










別の日、晴れた朝撮影した画像





京都府庁舎旧館(1904,明治37年)





私は京都府庁旧館中庭の祇園枝垂れが大好きで、毎年訪れます。
レトロな雰囲気に祇園枝垂れが非常にマッチしています。
今年の春に撮影したものです。










東華菜館(1926,大正15年)
先日も紹介した建築のスパニッシュ様式の建物です。
旧矢尾政レストランでしたが、現在は中華料理店になっています。
京都の古い洋館のひとつで、ヴォーリズ建築です。ちなみにヴォーリズの生涯で唯一のレストラン建築だそうです。














先斗町歌舞練場(1927、昭和2年)
設計は木村徳三郎、RC造りです。
先斗町と鴨川の間にある劇場で、舞妓さんの踊りが見られます。











鴨川東から見た歌舞練場です。





京都南座(1929,昭和4年)
京都の歌舞伎劇場で、設計は白波瀬直次郎。
外観は唐破風と千鳥破風を組み合わせた、桃山風の意匠が特徴です。





旧村井銀行祇園支店(1924,大正13年)
四条花見小路西にある建物で、登録文化財です。
現在はイタリアンレストランが営業されているようです。