今回は、京都の洋館シリーズ第九回、同志社大学特集です。
同志社大学は、ご存知のように新島襄が設立した京都の私立大学です。
京都を代表する洋館が烏丸今出川キャンパスにあります。
彰学館(1884,明治17年)重要文化財
現存する煉瓦造りの建物では京都市内最古です。
設計はアメリカン・ボード宣教師のグリーン。
外観アメリカン・ゴシック調です。
正面

真横

同志社礼拝堂(1886,明治19年)重要文化財
プロテスタント教会の煉瓦造り礼拝堂では、現存するなかでは最古の建物です。
設計はグリーンです。

真横


ハリス理化学館(1890,明治23年)重要文化財
イギリス人建築家ハンセルの設計です。


クラーク記念館(1893,明治26年)重要文化財
ドイツ人建築家ゼールの設計です。


有終館(1885,明治18年)重要文化財
設計はグリーンです。


有終館の近くにありました。

致遠館(1916,大正5年)
設計はヴォーリズ建築事務所、登録有形文化財


啓明館(1920,大正9年)
設計はヴォーリズ、西側から見るとかなりの大建築です。




同志社新島遺品庫、旧図書貴重品庫(1942,昭和17年)


同志社アーモスト館(1932、昭和7年)
W・M・ヴォーリズ設計、登録有形文化財です。
建物名前は、新島襄がアメリカ時代にお世話になったアーモスト大学に因んでいます。
この洋館は学生寮として使われたそうです。



