京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京都の洋館(第七回)

2015-08-24 05:07:41 | 京都の洋館

地蔵盆も終わりました。
京都の洋館めぐりを再開です。七回目になります。

聖ヨゼフ修道院 門の家(1920,大正9年)
元々は旧財閥住友家衣笠別邸で、その後修道院や学校に使用されます。
戦後建物は取り壊され、この門と門衛所だけが残りました。
設計は多久仁輔、登録文化財になっています。
北区北野東紅梅町















紫明会館(1932,昭和7年)
旧京都師範学校(現京都教育大学)同窓会館です。
現在は高齢者施設、デイサービスなどが入っています。
北区小山、堀川通り紫明東入ル















カトリック高野教会(1940,昭和15年)
教会創立1938年、聖堂は1940年です。
北大路通り高野橋西詰















駒井家住宅(1927,昭和2年)
当時アメリカで流行していたスパニッシュ様式、設計はヴォーリズ建築事務所
駒井卓、静江記念館として保存されています。
左京区北白川伊織町





















進々堂京大北門前(1930,昭和5年)
京都大学の向かいにあり、今も昔も京大生に愛された、京都の老舗喫茶店です。
設計は続木斎、木造造りです。
左京区北白川追分町






















旧京都帝国大学YMCA会館(1913,大正2年)
左京区東大路通り東一条西入ル
設計はヴォーリズです。














京都府立医科大学基督教青年会橘井寮及び主事宅(1913,大正2年)
設計はヴォーリズ、YMCA会館に西隣です。










関西日仏学館(1936,昭和11年)
設計は R・メストラル、木子七郎
左京区東大路通り東一条上ル





















今回でお届けした京都の洋館は59棟です。
まだまだありますので、順次お届けします。
京都は拝観寺院は多いのですが、京都の洋館の多くは一般公開されていません。
明治以降の近代遺産として、広く観光客にも公開してほしい思わずにいられません。
私の洋館めぐり、100棟以上を目標にお届けするつもりです。