京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

夏の風物詩 朝顔

2020-08-07 16:53:32 | 2020 花


 植物園の朝顔です。
暑い日が続いていますが、朝顔はラジオ体操とならんで真夏の風物詩です。
例年は早朝7時から開園ですが、今年はコロナ感染拡大で朝顔展としては開催せず、通常時間帯で一部だけ展示されています。

 朝顔は奈良時代末に遣唐使が薬用(下剤)として種子を持ち帰りました。
それから観賞用に栽培され、日本独特の園芸植物になったのは江戸時代です。
最も流行したのは文化文政(1804ー29)朝顔の書物も多数出ています。
次の黄金期は幕末寛永安政(1848ー60)で江戸、京都、大阪で盛んに栽培され、変化朝顔の改良もすすみ、明治20年(1889)を過ぎると大輪朝顔が生まれます。
 今日は大輪朝顔全盛です。大輪朝顔の大きさは15cm前後あり、見ごたえ抜群です。

 大輪朝顔いろいろ