京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

北野天満宮の七夕行事「足つけ燈明神事」

2020-08-11 05:51:50 | 京都めぐり


 京都で「足つけ神事」といえば、下鴨神社のみたらし祭(御手洗祭)が有名ですが、今年は中止になりました。
 一方北野天満宮でも古くから七夕神事を「御手洗祭」として節句行事を行ってきました。
境内には多くの七夕飾りが並び、境内の川に足を浸し、無病息災を祈る「足つけ燈明神事」も行われています。
平安時代から続く、旧暦の七夕に川に入って身を清める神事ですが、明治に川がかれて取りやめになっていました。
5年前に人工的に作った川を使い、再開したのです。
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、参拝者は体温を測り、間隔をあけて神事を行い、無病息災や学業成就といった願い事がかなうとされる5色のろうそくを手に川に入ります。
 浅い川を歩いて本殿へと進み、ろうそくを供えます。
この「足つけ燈明神事」は今月16日まで行われます。

楼門









花手水舎













境内には多くの七夕飾りがあります。





三光門













ミストがありますが、暑すぎてあまり効果はないようです。









足つけ燈明神事






























本殿前の『大福梅』天日干し