京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

向日葵、月見草、ノアサガオ、仙翁

2020-08-08 18:26:28 | 2020 花


向日葵いろいろ

エリートサン





プロカット ホワイトライト





ソーラーパワー





ホワイトナイト





プラドレッド





ルビー





サンリッチ フレッシュレモン





ムーランルージュ





フロリスタン





ステラゴールド





バレンタイン





サンゴールド





品種不明













月見草





ノアサガオ





仙翁


















コロナ禍の「六道まいり」「お精霊さん迎え」

2020-08-08 05:43:36 | 京都めぐり


 八月に入ると京都の町は一気にお盆の装いになります。
13日から始まり、16日の五山の送り火に終る盂蘭盆に、各家で先祖の霊を祀る報恩供養が行われます。
また盂蘭盆前の7日から10日まで、精霊を迎える六道珍皇寺に参詣する風習があります。
これは「六道まいり」「お精霊さん迎え」とも言われています。
 しかし今年の六道まいりは新型コロナウィルスの感染拡大で一変しました。
例年通りのお盆行事を中止し、初盆(新盆)を迎える家のみの「制限開催」となりました。
とはいえ、室町時代頃から600年以上続く、京都市民の生活に深く根ざした仏教行事で京の夏の風物詩です。
 伝統あるお盆行事の歩みを止めないために、今年はオンラインで受付けを行い、寺の僧侶が「代参」の形で法要を行い、精霊を供養することになりました。高野槙は寺で祈祷したものをお盆までに届けるそうです。

 毎年六道まいりに行っている私は、昨日朝六道珍皇寺をのぞきに行ってきました。








 
 人出がびっくりするほど少ないので境内に入ります。
 警察官がでています。





 毎年行列をつくっている迎え鐘もガラガラです。









帰り道、六波羅蜜寺に寄りました。
ここでも精霊まいりが行われていますが、人出はここも少ないです。














昨年の六道まいり










駒札





門をくぐると高野槙が売られています。


















境内の様子













参拝の流れを記した看板が立っています。





本堂で水塔婆に戒名を書いてもらい、迎え鐘をつき、
多くの石地蔵がある境内、賽の河原で高野槇の葉で水塔婆への水向をします。


水塔婆を書いてもらいます。









迎え鐘をつきます。
平安の昔を伝える迎え鐘の鐘楼です。










賽の河原で高野槇の葉で水塔婆への水回向をします。









私も亡き両親の霊の迎え鐘をつかせてもらいました。





 六道珍皇寺のあたりは、平安時代には埋葬の地であった鳥辺野の麓にあたります。
ここは冥界への入口であり、お盆に冥土から帰ってくる精霊たちは必ずここを通ると信じられているのです。
 毎年この時期五条坂で開催される陶器まつりも今年は中止です。