高桐院 2016-06-22 15:25:34 | 京都めぐり 先日梅雨の晴れ間の朝向かったのは大徳寺高桐院です。 前回訪れたときは勅使門の屋根の葺き替え中でした。 新緑がまだきれいな六月中旬の景色をお届けします。 山門 青苔がきれいになりつつあります。 高桐院といえば勅使門前の石畳の景色です。 葺き替えられた勅使門の屋根 青もみじがきれいです。 時間が早いので拝観前です。 入口に「関」の文字があります。 玄関の関という字ですが、禅の修行で使う公案の「無門関」の関でもあります。 私はいつもここに立つと気が引き締まります。 入るに入れない「関」です。
京都御苑の野鳥 2016-06-22 05:38:07 | 京都めぐり 京都御苑は市街地の中心部にありますが、御苑全体が豊かな緑地空間となっていて、多くの野鳥が集まる場所でもあります。 これまで約100種野鳥が観察されているそうです。 野鳥観察できる場所は、母と子の森、九条池、春の糸桜で賑わう近衛邸跡の池ですが、 初心者の私は、比較的小鳥が集まる母と子の森に出かけます。 母と子の森 京都迎賓館の北側にあり、森の文庫の近くにバードバス(野鳥の水場)があります。 ここにはいつも2,3名の野鳥愛好家が撮影に来ています。 皆さん三脚を立てた立派なカメラですが、私はいつものように手撮りです。 この日はメジロ、ヤマガラ、シジュウカラがいました。 水浴びするメジロ ヤマガラ シジュウカラ メジロ、シジュウカラ、ヤマガラも仲よく勢揃いです。 バードバスの近くの松の大木にアオバズクの巣があります。 アオバズクはいませんでしたが、いつかは撮影したいものです。
真如堂、西雲院の紫陽花、蓮、木槿 2016-06-21 05:22:37 | 花めぐり2016 昨日の散策は京都の紅葉の名所真如堂です。 今紫陽花やナツツバキ(沙羅)が見頃ですが、真如蓮や木槿(ムクゲ)も咲き始めました。 本堂前 ナツツバキがまだ見頃です。 真如堂の名前をつけた真如蓮も開花です。 美しい白いハスです。 もうひとつの品種は不明です。 本堂裏のあじさい園は見頃真最中です。 ここは各家庭で不要になったアジサイが植えられていることもあり、品種も多様です。 真如堂のすぐ近くに金戒光明寺の塔頭 西雲院があります。 会津藩戦没者の墓地を管理している寺院です。 ここもハス鉢があり、私は毎年訪れています。 まだ開花数は少ないですが、咲いているハスをお届けします。 仏足蓮 舞妃蓮 キキョウ、ユリも咲いています。 もう一度真如堂に戻ります。 赤門を入った駐車場に夏の花ムクゲが開花していました。 ナツツバキ同様、明け方に花を咲かせ夕方にはしぼんでしまう一日花です。 だんだんと夏の花が目立ってきました。
立本寺のハスとメダカ 2016-06-20 11:54:13 | 花めぐり2016 京都市上京区に日蓮宗本山の立本寺があります。 春は桜がきれいでよく訪れますが、今は本堂前のハスです。 明け方まで降り続いた雨で落花が心配されましたがいくつか咲いています。 ハス鉢の中にはメダカが育てられています。 小石を入れないように、メダカを取らないようにの貼り紙がありました。 私の子どもの頃は童謡「めだかの学校」にあるようにどこにでもいる小魚でしたが、 最近はほとんど見ることがなくなりました。 以前メダカが絶滅危惧種に指定されたと聞き大変驚いた記憶があります。 カメラを近づけるとすぐに逃げてきれいに撮影できませんでした。
法然院(山嵜勝己個展)、泉屋博古館(上島鳳山展) 2016-06-20 05:17:18 | 美術・博物館 先日の散策で法然院の山嵜勝己個展、泉屋博古館の「上島鳳山と近代大阪の画家たち」に行ってきました。 法然院茅葺き山門 砂壇模様は先月同様の大きな渦巻きです。 庭を掃除されている方おりましたのでお聞きすると、次の砂壇模様は梅雨明け前だそうです。 講堂で山嵜勝己個展が開催されていました。 作家さんがおられ、撮影可能かお聞きすると「いいですよ」ということでした。 作品のいくつかをお届けします。 青が印象的な作品でした。 梅雨入りし、青苔がきれいになってきました。 池の鯉 安楽寺です。 安楽寺から少し歩くと泉屋博古館があります。 住友家が収集した美術品の寄贈を受けて1960年に京都に設立した美術館です。 中国日本の書画、洋画、茶道具など多岐にわたる収蔵品があり、なかでも中国古代の青銅器は、中国以外では世界最大とされています。 東京六本木に分館があります。 年に何回か企画展があり、私もちょくちょく訪れます。 今回の企画展は「上島鳳山と近代大阪の画家たち」です。 上島鳳山(1875ー1920)は岡山県に生まれ、四条円山派の画家に師事し、 独特の濃厚な雰囲気を漂わせた人物像を多く描いています。 大きな公募展にはあまり関わらず、住友家主催の園遊会や後援者の求めに応じて描いていた画家です。 確かに独特の美人画です。 中庭 外庭
昨晩のお月様 2016-06-19 19:25:34 | 定年後生活 アップが遅れましたが昨晩のお月様です。 梅雨入り後は不安定な天気が多くて夜空を見ることが少なかったのですが、 昨晩はきれいなお月様に見とれてしまいました。 満月は明日ですが残念ながら夜は曇り予報です。 就寝前私の部屋からの撮影です。 アップします。 やはりお月様はいいですね。
東寺のハス 2016-06-19 05:28:15 | 花めぐり2016 昨日は梅雨の合間の晴れにしては暑すぎる一日になりました。 埼玉や群馬では35度超えの猛暑日、京都も33.5度でした。 散策は朝早いうちにと、向かったのは世界遺産東寺です。 そろそろハス池のハスが開花しているはずです。 いつものように東門より入ります。 強い朝陽を受け青空もきれいです。 ハス池と五重塔 いくつか開花しています。 葉っぱに隠れている花も多かったです。 朝の境内を歩きます。 赤と白混在のシモツケ 不二桜と五重塔 講堂 小子坊(近代) かつては西院大師堂の一面にあり、1336年半年間だけ北朝の光厳上皇が政務をとり、 尊氏はその台所に居住したと言われています。 現在の建物は1934年に新築されたものです。 朝から修行大師にお参りする方が絶えません。 南大門より金堂が見えます。 最後に国宝御影堂です。 面白い立札があります。 まだ7時半過ぎですが、陽射しが強くて汗が出てきます。 早めに帰途につきます。
ヒメユリ、オウゴンユリ、スカシユリ、アジサイ 2016-06-18 15:40:38 | 花めぐり2016 初夏です。ササユリに続きさまざまなユリが開花し始めました。 ヒメユリ 小ぶりな花で、星形に開いた花が上向きに付きます。 鮮やかかな緋色ですぐに目につきます。 ヒメユリと言うと「ひめゆりの塔」を思い浮かべますが、本種とは関係ないそうです。 沖縄で広く分布しているユリはテッポウユリだそうです。 オウゴンユリ スカシユリ 空を見上げるように上向きに花を咲かせます。 日本に自生するユリ一つです。 盆栽鉢物展示場のアジサイが今見頃です。 青の品種が多かったです。 ピクシー桂の舞姫 ピクシー桂の藍姫 ユニバーサル ブルーダニューブ ピクシー桂の彦星 リベラバイス スパイク ロシタ クリスマス レッツダンスデイーバ アジサイ園の西洋アジサイも見頃です。 西洋アジサイより早く色づいたヤマアジサイは見頃終盤です。
植物園のハス 2016-06-18 05:16:01 | 花めぐり2016 一昨日雨で予定していた嵯峨野散策をやめて、急遽植物園に向かいました。 先日開花を投稿したハスですが、開花品種は増えているでしょうか。 桜園に隣接するハス池のハスもいくつか開花しています。 葉に隠れているのもあり、撮影できたのは一枚です。 四季彩の丘の鉢植えのハスは開花が早いです。 雨の中の撮影となったハス御覧ください。 棗紅(ソウコウ) 金合歓 紅トンボ 紅灯篭 王冠 八重茶碗 悟空 水晶白 重弁八一蓮 白鶴 冰嬌(ヒョウキョウ) 白万万 明光蓮 酔妃蓮 桜蓮 漁山紅蓮 妙連 宮西 佐古外屋敷 小椋の大島 小椋の斑 最後に睡蓮 雨は花を散らすのが困りものですが、初夏の強い陽射しも撮影は難しいです。 雨にシッポリ濡れたハスは思いの外良かったです。
天龍寺放生池のハスも開花 2016-06-17 05:23:53 | 花めぐり2016 昨日朝6時過ぎに向かったのは嵐山天龍寺です。 そろそろ放生池のハスが開花しているはずです。 ハスは仏教では極楽浄土を象徴する花 とされていますので、本山の多い京都ではよく見かけます。 予想通りハスが開花していました。 昨年天龍寺の初ハス撮影は6月17日でした。 ここは毎年ピンクのハスが美しいです。 時間が早いので庫裏は拝観前で閉まっています。 法堂(選佛場) 7時過ぎ雲行きがあやしくなり、雨がポツリと落ちてきました。 天気予報では昼過ぎに雨予報だったので、嵯峨野散策しようとと思っていましたが急遽取りやめです。 仕方がないので嵐山渡月橋を撮影し早めの散策終了です。 観光客が少ないのが早朝散策の醍醐味です。 定番スポットからの一枚 京都の夏の名物に各派本山で行われる暁天講座があります。 天龍寺も毎年7月最後の土日に開催されます。 早朝6時と早いですが私は10年ほど毎年参加しています。 終了後にお素麺を食しながら、名勝曹源池庭園を眺める。最高です。
智積院 青葉まつり 2016-06-16 05:14:29 | 花めぐり2016 昨日は京都の夏の風物詩、智積院青葉まつり2016に行ってきました。 このまつりは真言宗開祖の弘法大師と中興の祖興教大師両祖の誕生を祝う行事で、正式には「両祖大師御誕生慶祝法要」です。 2人が生まれた6月は緑美しい季節であることから、「青葉まつり」と称されそうです。 当日は大書院の庭園をはじめ、講堂の襖絵、長谷川等伯一門筆の国宝障壁画「楓図」「桜図」など、宝物館も特別に無料公開されます。 毎年行われていますが、初めての参加です。 入口で五つのお堂巡りの御集印用紙をいただき、お堂巡りをします。 通常有料の講堂も無料です。 いつもは少ないのですが、昨日ばかりは混雑するほどの人出です。 利休好みの庭園 撮影可能な襖絵も紹介します。 11時から柴燈護摩道場で大峰山入峰の修験者による柴灯大護摩供が始まります。 山伏入場です。 法螺貝はお腹にズッシリ響きます。 着火です。 すごい煙です。山伏は大きな団扇で煙を上に上げます。 講堂ではお茶席や雅楽演奏が行われ、金堂の周囲ではまんだら市が出ています。 昨日は蒸し暑くて汗だくです。 私はアジサイを見て帰途につきます。 まだナツツバキが咲いています。 キキョウの花数も増えています。 私も五つのお堂巡りをして御集印をいただきました。
大蓮寺のハス 花数増える 2016-06-15 05:28:36 | 花めぐり2016 昨日はブログ調子がいまひとつでした。 梅雨入り後はどんよりした天気が続いていましたが、昨日はやっと天気も回復です。 昨日向かったのは、先日京都でいち早くハスが開花した大蓮寺です。 私はハスが結構好きでハスの時期になるとハスの追っかけをします。 大蓮寺境内 舞妃蓮 艶陽天 カスピカム 小三色蓮 蓮生 王子蓮 一天四海 以下の画像は一昨日の撮影です。 品種不明 金輪蓮 西円寺青蓮 ミセススローカム 小舞妃 今週は猛暑になるようです。 皆さまも御自愛下さい。
枇杷を啄む野鳥 2016-06-14 16:06:09 | 花めぐり2016 前日から降り続いた雨は昨日朝まで残りました。 強い雨は花を荒らし、木の葉を散らします。 日課の散策は休み家で一日を過ごすことにしました。 近所の枇杷の木に餌を求めて野鳥がひっきりなしにやってきます。 私の二階の部屋から野鳥撮影してみました。 メジロ ヒヨドリ→ムクドリは食欲旺盛です。 スズメもやってきます。 二羽のヒヨドリ テレビアンテナの上のメジロ
建仁寺 坐禅会 2016-06-13 05:17:48 | 坐禅会 久しぶりに坐禅会の投稿です。 昨日朝向かったのは10年近くお世話になっている建仁寺坐禅会です。 毎月第2日曜日の朝8時から10時まで開催されています。 7時過ぎの祇園花見小路 花見小路突き当たりの北門から入ります。 会場は大方丈です。 坐禅会場、座布団が置かれています。 方丈内の四つの和室には160人ほど座れますが、今回も参加者が多くて部屋に入りきらず、廊下にまで多くの方があふれる状況です。 観光客も気軽に参加できるのが建仁寺の魅力のひとつです。 私はいつも早めに入り、庭園を眺めるのが好きです。 潮音庭 方丈南庭 坐禅開始前に初心者向けに座り方、手の組み方、驚策の受け方の説明があります。 その後20分坐禅、10分休憩、20分坐禅が行われます。 禅寺ごとで坐禅の時間は異なりますが、建仁寺は短いほうです。 1回の坐禅の時間は線香1本分(約40~45分)ですが、最近はどこも30分位です。 坐禅の後は読経(般若心経、白隠坐禅和讃)があり、それが終わると茶礼です。 茶礼の後、建仁寺小堀管長の碧厳録提唱があります。 私が参加し始めたときは「無門関」48則、1ヶ月に1則です。 現在は碧厳録でもう68則になります。 68則「仰山問三聖」 挙す。仰山、三聖に問う、汝、名はなんぞ。 聖云く、慧寂。仰山云く、慧寂は是れ我。 聖云く、名は慧然。仰山、呵呵大笑す。 仰山が三聖に聞いた。仰山 「お前は、なんという名前だ?」 三聖 「慧寂です」 仰山 「慧寂はわしじゃ」。 すると三聖は言った。「私の名前は、慧然(えねん)です」。 仰山は大笑いした。 豪快な二人の禅師の軽妙なやりとりが醍醐味です。 坐禅会の最後に来月の緑陰講座(7/10~12)のご案内がありました。 通常月は坐禅会は8時開始ですが、来月は6時半開始です。 坐禅の後に著名人の方のお話があります。 3日目は管長のお話があり、参加者に禅寺の朝食(粥)が振る舞われます。 坐禅会終了後ひさしぶりに法堂に入ります。 せっかくですから、建仁寺と言えば風神雷神図(レプリカ)です。 金沢翔子さんの風神雷神
京都御苑のナツツバキ 2016-06-12 05:26:27 | 花めぐり2016 昨日朝向かったのは京都御苑のナツツバキです。 今の時期京都のあちこちでナツツバキが見頃を迎えていますが、京都御苑も見頃です。 場所は京都迎賓館の東塀の「染殿井」と呼ばれるところです。 この付近は平安時代前期、最初の摂政になりその後の摂関政治の始まりとなった、 藤原良房の邸「染殿第」のあった場所です。 その井戸の遺構が「染殿井」と呼ばれています。 ナツツバキの木があり、多くの花を咲かせています。 休憩場所もあります。 ヤブミョウガです。来月には花を咲かすでしょうか。 ナツツバキのすぐ近くにはコオロギの里があります。 小さいときはよくコオロギをとって遊びましたが、大きくなるとあまり好きでないです。 また近くには野鳥が訪れるバードバスもあります。 シジュウカラがいました。 ここは近いうちにまた野鳥撮影に来たいと思います。 帰り九条池に寄ります。 サギがいました。 あとカモとカメです。 昨日も蒸し暑い一日でした。 暑さに弱い私には少々つらい日々です。