道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

歩めば至る

2022年11月26日 | 随想
人は何かに成ることを夢見る。何かに成れば、両親・恩師に報恩でき、郷党や親戚・知人にも鼻が高い。先ずもってめでたい。だが成って安穏かというとそうでもないらしい。 成った結果,成った者同士の競い合う世界は前より一層過酷になる。周囲の期待もより高まり、それは重圧になる。最期には必ず「成れの果て」の時が来る。成るも成らぬも「果て」には気をつけなければいけない。「果て」というものは茫漠として,何も見通せない . . . 本文を読む
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