インナーマッスルのうちで、トレーニングが難しい腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)を覚醒する方法について考えてみた。
腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)は、赤ちゃんがハイハイから起ち上がる時に活躍していたインナーマッスルだという。
「産まれて11ヶ月ぐらいまでの乳児の背骨は直線状をしているものだが、ハイハイをし始めると、大腰筋・腸骨筋などが発達し、背骨がS字状の生理的湾曲に変化する」
それなら原点に立ち返り、赤ちゃんの動きをなぞることで、そこに刺激を与えられるのではないか?特に大腰筋は、体の上下の骨格を繋いでいるインナーマッスルで、その機能を高めておくに越したことはないと思った。
【ハイハイ運動】
床にマットを敷き、赤ちゃんがハイハイする四つん這いのポーズをとる。両手は肩関節の真下、両膝は股関節の真下に置く。つま先は立てないで足の表を床に着ける。
胴体の力を抜きく。おへそは最低点に来る。
その形で、身体を前後にゆっくり限界まで(前に4秒後ろに4秒、往復8秒)揺らす。お臍で床を拭くイメージでこれを10往復ほど。お臍をポインタとして、前へ後ろへ。
これを3セットやって1回。理想は朝昼晩の各食事前にやって1日3回だが、I日1回だけでも骨盤の後傾癖を正す防ことはできそうだ。
【前後揺動のポイント】
腹部(お臍)が最低位置に来るよう力を抜くことに注意し、背中が丸かったり水平にならないこと。
痛みや無理のない、好みの振幅で前後に揺動するだけの簡単な運動です。
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