梅園ウォーキング

月始めに肋骨を傷めたが、3週間を経て、肋骨基部の強い痛みはほとんど感じなくなった。しかしまだ、胸郭から腹腔にかけてインナーマッスルが動くと、鈍い痛みがある。薄紙を剥がすような回復テンポというものは、性急な性格の私には焦ったい。

4週目に入ったので、リハビリを兼ね何処かへウォーキングにでも出かけたいと思っていたら、休日に次男が磐田市内の豊岡梅園に誘ってくれた。

リハビリにはもってこいの、丘陵地の梅園である。当然孫たちも行く。ウンもスンもなく飛びついた。

昭和42年に開設されたこの梅園は、40,000坪の園地に2,000本の梅が植えられているという。最初に植樹された梅の樹齢は50年を優に超えていることになる。

曇り空だが降雨の予報は出ていない。

丘の尾根が馬蹄形に園をとり巻き、その内側が梅の圃場に成っている。園内の通路は全て舗装され歩き易い。

実の収穫の便宜のため、樹形を低く作っているので、間近に花を観賞したり撮影するのに都合が好い。白梅が主体だが、所々に紅梅が配されていた。

外周尾根を周回し1時間ほどで観賞を終えた。最高所からは浜松のランドマーク、アクトタワーが見えていた。