日頃のウォーキングでは、腸腰筋が初動筋として地味ながらも大きな役割りを果たしているらしい。
腸腰筋とは、主に大腰筋と腸骨筋。この2つ筋肉は、出処は別だが、端末は大腿骨上部内側の小転子という部分で合一しているという。
インナーマッスルの腸腰筋は、脚を前に出すときの初動を受け持ち、続いてアウターマッスルの大腿四頭筋やハムストリングスが体重を支えパワーを出すことで歩行は成り立っているらしい。
そう言えば、北朝鮮の軍事パレードでの、歩兵部隊の奇異に見える分列行進。あの膝を曲げず脚を高く振り上げて歩くユニークな行進は、専ら腸腰筋を鍛える目的で考案されたものではあるまいか。一般人はとても10mと歩けないだろう。
北朝鮮のアスリートたちの並々ならぬ身体能力の基盤は、兵役期間中に培われるのだろうか?
腸腰筋を意識して歩くことは、老人の躓き防止に繋がることは間違いなさそうだ。
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