筋トレには、静的なものと動的なものとがある。
筋肥大を目指すときは、静的な筋トレが主になると思うが、身体の敏捷性を維持するには、動的な筋トレが欠かせない。
動的な筋トレとは、飛んだり跳ねたり、自重で重力に逆らって素早く反復繰り返しをするジャンプ力に関わるトレーニング。齢を取ると、この力が最も衰える。
走ることも、分解すれば飛んで跳ねる反復繰り返しの運動である。短距離ほど無酸素運動で脚と腕の筋肉に依存し、距離が長くなれば有酸素運動で心肺機能への依存度が高くなる。
動的な筋トレの最も単純なものは縄跳びだろう。跳ねの繰り返しは、負荷が自重で動きも単純だから、誰にも容易なはずだが、これを日常的に継続するのは難しい。ストイックな人でないと続かない。老生には全く不得手である。
アフリカの遊牧民マサイ族は、皆が高いジャンプを日常的にこなす。それであんなに背高のっぽなのかもしれない。彼らはストイックな人たちなのだろうか?
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