先日 彦根城に行ってきました。写真と5行詩で概要を示します。
Ⅰ ひこにゃん
彦根城と言ったらなんといってもひこにゃんです。ちょうど良い時間についたため、城門で出迎えてくれました。彼?はとってもシャイです。でも武士としての武器を持っています。
赤備え武士 ひこにゃん
ひこにゃんは
ダイエット不要の
人気者
いざ事あれば
技は押しつぶし
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ひこにゃんは
ダイエット不要の
人気者
いざ事あれば
技は押しつぶし
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Ⅱ 天守閣へ
彦根城は、関西からの道と北陸からの道の要所に建ち、非常に信頼の高い譜代の井伊家が城主として護っていました。
天守閣へは、非常に急峻な坂道を登っていく必要があります。
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戦士は力持ち
鐘鳴らば
30kgもの武装
帯び登る
視野に入らぬ
琵琶湖の眺望
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鐘鳴らば
30kgもの武装
帯び登る
視野に入らぬ
琵琶湖の眺望
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Ⅲ 天守閣
天守閣は創建された状態のまま残っており、国宝になっています。他の城に比べてコンパクトですが美しく、防御は強力にできています。
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生きている城
事あらば
柱しなわせ
立ち上がる
街を守るは
生きている城
曲がった柱は、今は蹲っているから。
城はその中を守るだけでなく 城下町も守ってほしい。
ちょっとブレていますが、、それが生きている証拠。
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Ⅳ 搦め手側へ
玄宮園に行くのに、搦め手側を降りました。表側よりも下に一気に降りるので、ここを攻めあがるのは難しいでしょう。
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Ⅴ 玄宮園
御殿部分の楽々園とセットで、唐の玄宗の庭を模したとされる玄宮園は、国の名勝となっている。とても素晴らしい庭園です。天守閣が借景になっています。
秋ゆえに
秋ゆえに
城は鏡で
身繕い
錦を纏う
準備に勤しむ
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秋の日差しに
穏やかな
秋の日差しに
少しずつ
朱滲み込み
空淡くする
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Ⅵ 博物館への道 および博物館
玄宮園から博物館へは、お堀端を歩いていく。蓮が咲いているころは素敵だろう。
秋立ちて
秋立ちて
葉枯れ落ちれど
ヤゴともに
花咲く来夏を
堀底で待つ
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秋立ちて
葉枯れ落ちれど
ヤゴともに
花咲く来夏を
堀底で待つ
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その途中に桜が咲いていた。狂い咲きかと思っていたら、水戸から寄贈された11月と4月に咲く二度咲き桜とのことだった。
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二度咲き桜
不意打ちの
秋の桜に
出会う道
何事もある
夢が広がる
そして博物館。
最初に近江地域の蚕糸産業の歴史が示された。井伊家が中心になっていたが井伊家自体は失敗してしまったとのこと。
続いて井伊家の家宝が展示されている。井伊家は数寄者として有名であり、茶道具、焼き物、そして能道具などが豊富である。特に能道具が豊富だった。
以下に、面、装束、楽器の例を示す。
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恐ろしき顔で願う
恐ろしき
顔で願った
四百年
恐ろしきこと
なき世にすること
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恐ろしき
顔で願った
四百年
恐ろしきこと
なき世にすること
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また博物館自体が表御殿跡であることから、再現された美しい庭を見ることもできる。
彦根城は近かったのに、なかなか訪問するチャンスがなかった。
今回来てなかなか素敵な所と思った。特に彦根の街自体が、せかせかしていずでも未来へ向かって進もうとしている雰囲気があり、気に入った。
今回行った中では、玄宮園が素晴らしかった。広く優雅だった。もう少し秋が深まれば紅葉が素晴らしいだろう。
数年前に、私も行った事がありますが
お城マニアの私としては(笑)とても
気に入りました♪
その時はツアーの為、ゆっくりと見て
回れなくてとても残念です。
なので、見せた頂いて、こんなだった
のね!と(#^^#)
今度機会があれば、玄宮園でのんびり
としてみたいですね♪
この城は形も場所も、機能(戦い)も揃っていて本当にいいと思います。特に玄宮園は、琵琶湖の水を使った親水庭園としてとても素敵です。絶対おすすめです。
私はツアーでは行きませんでしたがボランティアの人が引き連れているグループにつかず離れずで、かなりちゃんとした説明を聴きました。のんびりだったらこんな手も使えますよ。
喜多方のラーメンにコメント有難うございましたm(__)m
ところで、お城の写真や庭園、そして博物館の展示物、どれも素晴らしいですが、何と言っても五行詩、凄いです!
お写真の絵柄にこれ以上の説明は入りません(@_@;)
私には絶対マネは出来ません(元々文才は全くありませんし・・・)
そしてひこにゃんもカワイイし、池に映った茶室でしょうか?天守のお写真も好きです。
木造の天守が有るお城としては松本城と犬山城は撮りましたが、彦根城も絶対撮りたいお城の一つです。
ご紹介重ねてお礼申し上げます_(._.)_
彦根城は、木の柱の組み方、柱の表面の平面化のための模様など、さすが国宝として残された城だと思います。ぜひきつい階段を天守閣最上階まで登ってください。帰ってからしばらく膝ががくがくでした。情けない。
詩は、ボケ防止ということで始めました。刺激にはなって 面白いです。