日本ほどではないが、大晦日から元旦はかなりのところがお休みだった。特に1日は厳しかった。私が候補に挙げていた中で優先度は低いけれども開いていたのはアメリカ自然史博物館のみ。その後「ナイトミュージアム」という映画で有名になったが、その頃は通好みということで、配偶者もそれほどは関心がなかった。でも行ってみて非常に面白かった。
メトロポリタン美術館には2日に行ったと思うが記録がごちゃごちゃになっているので自信がない。でも一応曽於のように考え、ここに書いておく。
1.アメリカ自然史博物館
今日いまはどうなっているのかを見たら、その頃のほぼそのままのもの、大きく変わったものがあった。でもちょっとびっくりしたのは入場料。一般展示が大人23ドルとなっているが、無料で入れたはず。
①入口の展示
入口が非常に高いホールで、そこに非常に背の高い首長竜が立ち上がっていた。いきいきした展示で度肝を抜かれた。
その横にかわいらしい、恐竜をあしらったクリスマスツリー。この博物館は恐竜で有名だったので期待したら、残念ながら恐竜骨格の4本脚立ちから2本脚立ちへの組み換え中ということで、その部分は閉鎖中だった。
②哺乳類化石
その代わりと言ってはなんだが、ゾウを含め種々の哺乳類の化石展示がたくさんあった。下はゾウの化石。
⓷バカでかい模型やジオラマ
わかりやすい説明をということで、実物大のシロナガスクジラが天井からぶら下がっていたり、人間よりもはるかに大きな蚊の模型があった。また映画「ナイトミュージアム」にも出てきたように、いろんな地域や動物の様子を丁寧なジオラマでしめす展示が多かった。下は頭の上に展示されたシロナガスクジラの実物大模型。
④隕石
一番印象に残っているのが、隕石の展示。かなり大きいのがゴロゴロと並んでいる。よくSFアニメ映画で宇宙で飛んでいる隕石は、ここのものからヒントを得ているのだなと思った。
2.メトロポリタン美術館
最初に書いたように、着いたらぎっしりでびっくり。下は美術館入口。
その列についていったら、マネの「ピッコロを吹く少年」に出合ってしまった。
(なお、特別展はカメラを使っている人がいなかったので、撮影禁止だったかもしれない。常設展のほうは皆さん撮っていた。) 下はピッコロを吹く少年(ネットから)
①印象派特別展
こんなものに会えるなんてと、かなり私たちは慌てた。やはり入場料らしきものは払わずに、ここに来てしまったので・・。
その少年は大勢の観客の前でキラキラ光っていた。そして鑑賞者はあまり動かずに、なかなか賑やかに評論しあっていた。日本のように静かに鑑賞するという文化ではないようだった。
モネ、マネ、クールベ、バジル、セザンヌ、ドガなどの大美術館所蔵の作品がずらりと並んでいた。そのパンフレットも購入してきたが、今開けてると素晴らしい作品ばかりで、残念である。フランスのバジルを非常に高く評価しているようで、興味を持った。
②鎧など
特別展以外のところは、それほど混んでいなかった。
この美術館に何があるかはあまり勉強していなかったので、広い建物の中をとことこと歩きり、いろんな分野の美術品がかき集められているなとおもった。
オリエントの美術品、そして中世ヨーロッパの武具などは目立ったところに展示されていた。特に武具についてはこだわった展示が多く、アメリカのヨーロッパへの憧れを感じた。
⓷絵画
絵画も多量にぶら下がっていた。目立つものを撮影したが(撮影自由)現在行方不明になっている。そのころは興味を持っていたのはルネサンスの頃と後期印象派。
ルネサンスの頃は、ボティチェリやちょっとその後のカラバッジオがあったのが印象に残っている。カラバッジオは今年日本に来ているようだ。下はボティチェリ。
そして後期印象派ではゴーギャンが印象に残っている。でもともかくは有名画家の作品ばかり。下はゴーギャンの作品。
でもこの時は、有名な画家の教科書に載っているような作品を、あるねあるねと言いながらほとんど通り過ぎただけなのが残念。
④カフェ
この美術館は、カフェが素敵だった。彫刻がおかれた中庭を眺められるように配置されていて、昼にいったらぎっしりの人だった。前述のように特別展以外はガラガラだったので、ここでの食事のためだけに、外から入ってきているのだと思う。
3.終わりに
この時は事前の勉強なしでこれら博物館、美術館を訪れたので、重要なものを見てこれなかった。是非もう一度ニューヨークに行き、これらの館およびグッゲンハイム美術館などの他の館に行きたい。
コロナ禍前にエルミタージュ美術館に行くことを計画していたが、今度のウクライナの戦争でとても無理となった。でもヨーロッパの美術館も難しいかもしれない。でもアメリカなら、多分大丈夫なのではないか。
メトロポリタン美術館には2日に行ったと思うが記録がごちゃごちゃになっているので自信がない。でも一応曽於のように考え、ここに書いておく。
1.アメリカ自然史博物館
今日いまはどうなっているのかを見たら、その頃のほぼそのままのもの、大きく変わったものがあった。でもちょっとびっくりしたのは入場料。一般展示が大人23ドルとなっているが、無料で入れたはず。
①入口の展示
入口が非常に高いホールで、そこに非常に背の高い首長竜が立ち上がっていた。いきいきした展示で度肝を抜かれた。
その横にかわいらしい、恐竜をあしらったクリスマスツリー。この博物館は恐竜で有名だったので期待したら、残念ながら恐竜骨格の4本脚立ちから2本脚立ちへの組み換え中ということで、その部分は閉鎖中だった。
②哺乳類化石
その代わりと言ってはなんだが、ゾウを含め種々の哺乳類の化石展示がたくさんあった。下はゾウの化石。
⓷バカでかい模型やジオラマ
わかりやすい説明をということで、実物大のシロナガスクジラが天井からぶら下がっていたり、人間よりもはるかに大きな蚊の模型があった。また映画「ナイトミュージアム」にも出てきたように、いろんな地域や動物の様子を丁寧なジオラマでしめす展示が多かった。下は頭の上に展示されたシロナガスクジラの実物大模型。
④隕石
一番印象に残っているのが、隕石の展示。かなり大きいのがゴロゴロと並んでいる。よくSFアニメ映画で宇宙で飛んでいる隕石は、ここのものからヒントを得ているのだなと思った。
2.メトロポリタン美術館
最初に書いたように、着いたらぎっしりでびっくり。下は美術館入口。
その列についていったら、マネの「ピッコロを吹く少年」に出合ってしまった。
(なお、特別展はカメラを使っている人がいなかったので、撮影禁止だったかもしれない。常設展のほうは皆さん撮っていた。) 下はピッコロを吹く少年(ネットから)
①印象派特別展
こんなものに会えるなんてと、かなり私たちは慌てた。やはり入場料らしきものは払わずに、ここに来てしまったので・・。
その少年は大勢の観客の前でキラキラ光っていた。そして鑑賞者はあまり動かずに、なかなか賑やかに評論しあっていた。日本のように静かに鑑賞するという文化ではないようだった。
モネ、マネ、クールベ、バジル、セザンヌ、ドガなどの大美術館所蔵の作品がずらりと並んでいた。そのパンフレットも購入してきたが、今開けてると素晴らしい作品ばかりで、残念である。フランスのバジルを非常に高く評価しているようで、興味を持った。
②鎧など
特別展以外のところは、それほど混んでいなかった。
この美術館に何があるかはあまり勉強していなかったので、広い建物の中をとことこと歩きり、いろんな分野の美術品がかき集められているなとおもった。
オリエントの美術品、そして中世ヨーロッパの武具などは目立ったところに展示されていた。特に武具についてはこだわった展示が多く、アメリカのヨーロッパへの憧れを感じた。
⓷絵画
絵画も多量にぶら下がっていた。目立つものを撮影したが(撮影自由)現在行方不明になっている。そのころは興味を持っていたのはルネサンスの頃と後期印象派。
ルネサンスの頃は、ボティチェリやちょっとその後のカラバッジオがあったのが印象に残っている。カラバッジオは今年日本に来ているようだ。下はボティチェリ。
そして後期印象派ではゴーギャンが印象に残っている。でもともかくは有名画家の作品ばかり。下はゴーギャンの作品。
でもこの時は、有名な画家の教科書に載っているような作品を、あるねあるねと言いながらほとんど通り過ぎただけなのが残念。
④カフェ
この美術館は、カフェが素敵だった。彫刻がおかれた中庭を眺められるように配置されていて、昼にいったらぎっしりの人だった。前述のように特別展以外はガラガラだったので、ここでの食事のためだけに、外から入ってきているのだと思う。
3.終わりに
この時は事前の勉強なしでこれら博物館、美術館を訪れたので、重要なものを見てこれなかった。是非もう一度ニューヨークに行き、これらの館およびグッゲンハイム美術館などの他の館に行きたい。
コロナ禍前にエルミタージュ美術館に行くことを計画していたが、今度のウクライナの戦争でとても無理となった。でもヨーロッパの美術館も難しいかもしれない。でもアメリカなら、多分大丈夫なのではないか。
お久しぶりです!
ここの所何時も読み逃げばかりで申し訳ございませんm(__)m
今回と前々回、New York市内をご案内頂き、大変懐かしく拝読させて頂きました。
なんと言ってもこの街、郊外ですが私の従姉妹も結婚しこちらに住んでおりますし、友人もおります。
そんな訳で仕事も含め何度も訪れているのですが、ここ10年以上はスッカリ足が遠のきました。
そんな折り、今回の自然史博物館、ナイトミュージアム(映画)で日本でも有名になりましたが、
私が最後に訪れたNew York、帰国前日に友人と一緒に訪れた事も有り、
色々と思い出す事も有りました。
素敵な記事にお写真、有難うございましたm(__)m
ニューヨークの記事に反応していただきありがとうございます。この町はマンハッタンの安全と言われるところを歩いただけですが、そのころの感覚ではもう新しくない街だなと思いました。でもちゃんと歴史を積み重ねてちゃんと古くなっていると思いました。
そのころの日本の都心のほうが鮮やかだったのですが、古くなり方が美しくありません。
アメリカでボルチモアに行って最初に博物館に行ったとき、アメリカの科学立国の意思の強さと展示品の充実、活用のための活動が素晴らしいと思いました。
その後はアメリカに行くとかならず博物館に行きますが、この自然史博物館は特に素晴らしいとおもいました。日本も頑張るべきと思います。