ススキについては、今回で一区切りとします。
北日本が大荒れの日、名古屋でも荒れ模様となりました。
風が吹き、ススキがなびきます。
写真1枚目 右と左で集団が違うようで、右がちょっと劣勢のようです。先頭のボスのススキの後ろは、動揺し大きく揺れています。
「おい。ぶれないヤツはいないのか。先頭のボスが振り向かずに、背中で声をかけます。
「私は、ぶれていない、・・・・と思います。」 語尾はもぞもぞと誰かが答えました。
しかし、穂の芯以外は、小さくブルブルと震えています。
その後大荒れになりました。
次の日、ほとんど穂に種がなくなったススキが、飛び去った種を心配するかのように青空を見ています。
後ろ姿も切なそうです。
近寄ってみると、風と戦い続けた勇者の姿がそこにあります。
最後の一枚。無事に役割を終えたススキとユリのマエストロが、暖かい冬の日差しの中で、ゆったりと対話しています。
お空と一緒なんですね(≧▽≦)
このシリーズでは、ススキが1m程度の高さの法面にあったので、下のほうから見上げる形で狙うことができました。
そして暫く前に入手した、ワイド系のズームレンズがとても役にたちました。
いい場所に、いい撮影対象があってよかったです。
私のブログへご訪問とコメント有難うございますm(__)m
ススキの擬人化に綺麗なお写真、面白いですね!
本当にススキの会話とお写真がシンクロしています(^○^)
所で、最近花図鑑からブログに移られた方々のお写真が超望遠系や超アップの物が多くなった様な気がします。
勿論どのお写真も素晴らしく綺麗で一瞬を捉えた物や、緻密に撮られた物等、写真としてもハイレベルな物です。
ただ私は元々建築物や料理、またモデル撮りなど主に広角系のレンズや準長焦点レンズを多用しておりました。
ワイド系も含めナチュラルな写真が大好きです!
空気感の感じられるしなやかなてんちゃんのお写真、素敵です(^O^)/
写真撮る際には、イメージを膨らませるため割と擬人化したり、自分を相対化したりします。
花図鑑に写真を載せる時には、ほとんど100㎜マクロで撮っていました。それが大学時代使っていたレンズだからです。
でもそれが大きいのと、普通の写真も撮りたいと思ったので、デジカメに近い18~55㎜のワイドレンズを入手しました。(大学の頃、写真撮ってた人にズームなんか持たずに、前後に動けと言われていたので、これまでズームは持っていませんでした。)
使いだすと、人が見たままの感じをワイド側で出すことができると思って、どんどん楽しく使っています。確かにその場所の雰囲気全体を、見た感じのまま撮るのはワイドがいいですね。
なるほど、いろいろな撮り方があるものだと感心しました。
ススキの様子が伝わって楽しい雰囲気が出ていますね。
お役目を全うできた事が 一目瞭然、 今までボンヤリと見てたススキも生き物だと思い知りました。
自分は コンデジなので、ついマクロ撮影となってしまい、周りの雰囲気を忘れていました。
私は本当はマクロ党で、這いつくばって息を止め身体を固定して、カシャッとスローシャッターを押すのが大好きです。
でも今回ワイド系ズームで空間を広く撮る楽しみもわかりました。
基本的に、写真を撮るのが楽しければいい。そして、いろんなパターンの写真の撮り方を知っていて
その時々 違う楽しみを味わえばいいんだと思います。