魚

今日はいつもの魚屋さんに行った。
白黒まだらの見慣れないお魚がありました。
そして、鎧のような表皮です。とげがずらっと並んでいます。

もしかして、はっかく？
早速、魚屋さんにはっかく？ですかと聞いてみました。
魚屋さんいわくに、「奥さん、この魚の名前よく知ってタネ～、私この魚大好きで、仕入れてみたのよ」
お刺身か、ミソを塗って焼くとおいしいのだそうです。

はっかくと言えば思い出すことがありまして。
ダー様の友人で、数年前になくなった方のことです。
ずいぶん前のことだけど、お祭りに招待されて、お宅にお邪魔したときのこと、はっかくのお刺身をご馳走してくれました。
「はっかくのお刺身だよ」ってとても自慢げ。このお刺身を作るの大変だったんだよ～～、おいしいんだよ、食べてみて！！
なるほど、納得です、自慢げになるのが。

魚の表皮にとげのようなものがずらっと並んでいるので、お刺身におろすのは大変だったろうな。そのときはそう思いました。

今日は、そのはっかくを買うことにして、
お刺身の作り方を魚屋さんに教えてもらった。
初めて食べたときは、おろすのが大変だろうなと思ったけど、今日お魚屋さんから作り方を聞いてみると、
な～～んだ、簡単じゃん。

ダー様の友人は、はっかくのお刺身の作り方を知らなかったのかなあと想像した。
あの元気だった方があっという間に無くなってしまって。

ずいぶんと前のことをはっかくで思い出した。