講習会

今日と明日は、弓道の講習会です。
講師は全日本弓道連盟から派遣される、
えら～～イ段位のお方です。

田舎の弓引き、井の中のかわず弓引きである私にはあこがれのお方です。

だけど、講習を受けたからと言って劇的に弓が変わるということは無いかなあと思います。
よほどの覚悟をして臨まないと、自分の弓道をすべて捨てて、初心者の心で、そんな覚悟がないと、一日二日講習を受けたからと言って、
変わらないと思う。

では、何のために講習を受けるのかというと、
立派な弓を引くのを、
ライブで見ることが出来る。
こんな立派な弓を引く人がいるんだなあと。
自分も少しでも、こういう人に近づきたいと心を掻きたてるためなのかなあ。

講習会があれば、闇雲に受ける人がいます。いろんな講師のいろんな言葉を聞いて自分の弓に生かそうと思っているんでしょう。
しかし、どれほど講習を受けても、
ぜ～～んぜん変化なしと言う結果が多いような。
講習を受けるなとは言いませんが、
自分の射を冷静に見つめるところから、はじめたほうがと思うのです。

講師の指導というのは、講師自身の弓の引き方を指導することなので、
各講師により、それぞれ違う台詞が発せられるのです。
日本弓道連盟の派遣の講師は、それぞれすごい実績のあるお方たちばかりなので、
どんな発言をしたとしても、実績に裏づけられた発言ですから、説得力があるわけです。

ある講師は、赤だよと言い、別の講師は白だと言うこともあるわけです。
で、自分自身はどっちよ、
と言う話なのです。