Screen、Sport、Sexを用いて大衆の関心を政治に向けさせないようにする愚民政策である。

吉田茂、池田勇人、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳といった歴代首相から師と仰がれた思想家の安岡正篤はGHQの占領政策を戦後
『日本を全く骨抜きにするこの3R・5D・3S政策を、日本人はむしろ喜んで、これに応じ、これに迎合した、あるいは、これに乗じて野心家が輩出してきた。日教組というものがその代表的なものであります。そのほか悪質な労働組合、それから言論機関の頽廃、こういったものは皆、この政策から生まれたわけであります。』と語っている。
「3R」
Revenge―復讐
Reform―改組
Revive―復活
「5D」
Disarmament―武装解除
Demilitalization―軍国主義排除、Disindustrialization―工業生産力破壊、Decentralization―中心勢力解体、Democratization―民主化
補助政策としての「3S」を策定したことをGHQのガーディナー参事官から直接話を聞いているといわれている。
性風俗が開放され、映画やエンターテインメントが興隆し、プロ野球が国民的娯楽となった。
新聞などの報道機関を統制するために発せられた規則がプレスコードであるが、その主旨はマスコミ操作を通じアメリカが常に「善」であると他国の市民を洗脳し、アメリカを批判する言論をマスコミに「登場」させない。アメリカ映画、音楽を大量に流し、アメリカが「すばらしい」国だと連日宣伝することにあった。
3S政策は国民から政治的関心を削ぐことを目的とし、意図的に組み込まれてた地雷なのである。
安倍一強に歯が立たないオールドメディアの総てが株を保有するよしもと興業のスキャンダルで霞む参院選はこの地雷の記憶を蘇らせたとすることは想像に難くないのである。