パッチギ！

「パッチギ！」観ました。
正直井筒は態度でかいし無神経な監督だから（まあこれが彼のいいところなのかもしれないけどね）あまり好きではないんだけど、この作品にはびびりました
日本版『ロミオとジュリエット』というべきか、１９６０年代後半の闘争の時代の若者を描いており、両親の世代とかは懐かしいとか思うんでしょうね。
日本映画特有と言うかあの荒れた喧嘩のシーンなどの暴力シーンもてんこ盛りで辟易してしまったけど、歌が効果的に使われれているのはいいですね。
まあ大体１９６０年代とか当時の映画を描く際は当時の歌とかは不可欠だと思うけど、この映画の終盤の歌と様々な場面がシンクロするシーンは、僕の好きな『ウエストサイド物語』の“Quintet”に通じるものがあり、鳥肌が立ちました。
俳優も個性的な人がたくさん出てきたけど、個人的には高岡蒼佑が熱い演技をしていて印象に残ってます（妹役の沢尻エリカも可愛かったなぁ～、あっ！これは余談です）
評価は五つ星満点で《》としておきます。
数週間後には「ゲロッパ」をやるからこちらも観てみようかな

今日一番聴いた曲：Agony is my name／RHAPSODY