NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

ディア・ハンター

2006-09-30 23:04:45 | 映画
ども。。

今日は午前は選挙バイトの説明会のため区役所に行き、午後から夜まで自習して今に至る。
選挙バイトはもう4回目だから慣れているけど、今回はいつもと違う場所だからそこだけ注意しておこう。

そんな今日は朝の連ドラ『純情きらり』の最終回。
周りで観ている人はいるかは分からんけど、『純ちゃんの応援歌』や『りんりんと』以来もう15年以上朝の連ドラをチェックしてきて、ヒロインが最後に死ぬのは初めて観た。
普通、朝の連ドラだから主人公は死なずに、「よーしこれから頑張るぞ」と希望に満ちて終わるものなのに、この終わり方はちょっと意外。
ただ、最後は「意味のない人生なんてない」という、フェリーニの「道」に出てくる“き印”がジェルソミーナに言ったような台詞で締めくくられていて、少し感動もしてしまった
視聴率低迷の朝ドラに光を与えたという意味でも『純情きらり』の果たした役割は大きいのではないかな。
新作も一応観てみる予定。

映画観た。
マイケル・チミノ監督作品の「ディア・ハンター」(「The deer hunter」)。
この映画は、1978年度アカデミー賞作品賞・監督賞・助演男優賞(クリストファー・ウォーケン)など5部門受賞しており、同年の「帰郷」と共にベトナム後遺症を本格的に捉えた映画としても知られる。
また、自分が中一の時に数学の先生が、自分の好きな映画について雑談した際にこの映画について話していて、中でもロシアン・ルーレットのシーンを熱心に語っていたのを今でも覚えている。
まず上映時間183分は正直長い!
最初の1時間は出征前、真ん中の1時間はベトナム現地での過酷な体験、後半1時間では復員後を描いているんだけど、戦争がここまで人を変えることや、復員後の空虚感、そして緊迫感バリバリのロシアン・ルーレット(戦争中実際には行われていなかったとも言われている)など、戦闘シーンをほとんど交えずにベトナム戦争の残した虚しさ・変化を描いている。
ただ、ゆっくり撮りすぎで冗長になりがち。
音楽はスタンリー・マイヤーズと紹介されているが、物哀しいテーマ曲はジョン・ウイリアムズが作曲したらしい。
映画にもの凄くマッチしていて素晴らしいの一言。
あとジョン・カザールは、もうこの映画製作時には癌だったらしく、病を押しての出演だったとのこと。
「狼の午後」とか独特な雰囲気を持つ俳優だから印象に残る。
評価は《》としておく。

よしっ!
9月は全部更新。
明日から10月。
会計士上級が始まるのも10月。
気を引き締めていこうと思う。

今日一番聴いた曲:Just a little sign/HELLOWEEN