NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

旅情

2007-02-20 23:37:00 | 映画
今朝の朝刊を見て驚いたのはどうも自分だけではないみたいです。
日経の見出しに「みすず監査法人全業務移管」と載っていました。
朝日新聞の夕刊にも「みすず解体か?」と載っており、
監査業界も大きく動こうとしています。
とりあえずはそんな大きなことを頭の片隅に残しつつ、迫りくる答練地獄のために少しずつ知識を定着させていこうと思います。

映画観ました!
キャサリン・ヘプバーン主演の「旅情」(1955年作品)。
今年初の洋画作品。
大好きな監督であるデビッド・リーンの作品で、今更ながら観たわけです。
話はヴェネツィアを訪れたアメリカ人中年女性とイタリア人男性との短い恋を描いたもので、ヴェネツィアオールロケが嬉しい限りです。
物凄く有名なラストシーンをはじめ、キャサリン・ヘプバーンの哀愁漂う演技、相手役のロッサノ・ブラッツィの情熱的なイタリア男ぷりと言ったらもうたまりませんね。
『映画トリビア』に書いてあったんですが、
キャサリン・ヘプバーンが運河に落ちるシーンで、
キャサリン・ヘプバーンは目にばい菌が入って一生の病気を抱えたそうです。
評価は《》としておきます。
自分は2002年にヴェネツィアに行ったことあるんですが、
この映画観てから行くべきだったなぁと思います。
サン・マルコ広場はなんであんなに鳩がいるんでしょうか。

アカデミー賞について少し。
先述のキャサリン・ヘプバーン!
アメリカを代表する女優で、俳優では史上最多となる4度のアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。
しかし、凄いのは受賞時に一度も会場に来ていなかったこと。
賞に興味がなかったんでしょうが、20代半ばで初受賞、4度目の受賞は70代半ばだったのも驚きです。
残念ながら2003年に96歳で亡くなりましたが、映画ファンにとっては忘れられない俳優の一人です。
ちなみに俳優部門で3度受賞している俳優は過去に三人います。
挙げると、
ウォルター・ブレナン(3度とも助演男優賞)、
イングリッド・バーグマン(2度の主演女優賞+助演女優賞)
ジャック・ニコルソン(2度の主演男優賞+助演男優賞)
です。
よく考えたら今回のアカデミー賞でも、既に2度受賞しているメリル・ストリープが主演女優賞にノミネートされているんですよね。
ヘレン・ミレンに持っていかれるのかな、来週月曜日が待ち遠しい~

今日一番聴いた曲:Right now/VAN HALEN