NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

いよいよ明日

2007-02-25 20:47:56 | 映画
なんと本日2件目の投稿。。

今日は午前はまったりしたものの、午後からは地元の図書館に行き勉強してきました。
それにしても今週火曜・水曜の新聞を熟読したんですが、みすず(中央青山)監査法人解体の記事は深刻ですね
何年か前にエンロン事件に絡んでアーサー・アンダーセンというアメリカの大手監査法人が解体したわけですが、日本でもまさか起きるとは。
カネボウや日興の粉飾に加担することによる解体。
みすず監査法人の理事長もインタビューで全業務移管は苦渋の決断と話していましたが、会計士の信用問題の重さを改めて認識した次第です。
それにしてもアメリカは会計士が33万人いるのに、日本は1万7000人しかいないのは有名な話ですが、数年後に四半期決算導入とかあってますます会計士需要が増えると言われているので、今年の試験は合格者数増加を強く望みます

いよいよ明日に迫りました、第79回アカデミー賞授賞式!
リンクはこちら→ノミネート一覧
自分は自慢にならない自慢として、アカデミー賞作品賞全78作品をスラスラ言えること、どの監督・俳優・作曲家が何回受賞しているかは総て分かるぐらいアカデミー賞は好きなんです
だから非常に楽しみです
しかし、今年のノミネート作品を一作品も観ていないので予想などできるわけもなく、まあどうせなら外れること覚悟で受賞して欲しい作品・俳優を挙げたいと思います。

まずは作品賞!
「バベル」か「硫黄島からの手紙」の争いになるかと思いますが、
個人的には「リトル・ミス・サンシャイン」に是非!という感じです。
去年の「クラッシュ」みたいな大ドンデン返しを期待したいですし、こういう味のある作品の方が大スターが出ている映画よりも取って欲しいのが本心です。
過去にも「マーティー」(1955年)とか「ドライビング・ミス・デイジー」(1989年)と言った、どちらかと言えば地味目の映画が取っている例もありますからね。
「リトル・ミス・サンシャイン」の受賞に期待!

監督賞!
マーティン・スコセッシにそろそろあげたい!とは多くの人が思っていると思いますが、リメイク作品で受賞はちょっといかがなものかなと。
スコセッシにあげたいですが、やはりイーストウッドに三度目の栄冠を是非!という感じです。
その他「バベル」のイニャリトゥにも注目。
それにしても「クイーン」の存在が不気味。

俳優部門はまとめて。
主演男優賞はフォレスト・ウィテカーが受賞するとは思いますが…、
8度目のノミネートとなるピーター・オトゥールにあげたいです。
ピーター・オトゥールは過去に7度ノミネートされて、一度も受賞していない不運な俳優の一人(あとデボラ・カーも)。
数年前に名誉賞を受賞したけど、もう今年75歳だからラストチャンスでしょう。
「アラビアのロレンス」(1962年作品賞)でロレンスを演じた名優ですから、是非是非!
主演女優賞は「クイーン」のヘレン・ミレンが大本命。
しかし、やはりここはノミネート最多記録を持つメリル・ストリープに一票。
メリル・ストリープは過去に2度受賞しているとはいえ、最後の受賞はもう25年も前の話だから、そろそろ受賞して俳優史上5人目となる3度以上受賞の快挙を目撃したいです。
助演男優・助演女優はぶっちゃけ誰が取ってもいいです。
菊地凛子が受賞したら日本人としては50年ぶりの演技部門受賞なんでそこだけ気になります。

というわけで今年の授賞式は日本に関連する作品が結構あるから興味深いですね。
明日は生ではさすがに観られませんが、携帯でチェックすると思います。ワクワク

今日一番聴いた曲:Taste of India/AEROSMITH

望郷

2007-02-25 12:07:14 | 映画
今日は予備校が日商簿記試験の試験会場になっているため、
自習室が全く空いておらず、家でまったりしています。
というわけで朝から暇そうに投稿。

フランス映画の名作「望郷」(1937年作品)を観ました。
今週始めにBSでフランス映画特集みたいなのをやっていたので、
全部録画しました。
で、「望郷」はその一作目。
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督&ジャン・ギャバン主演という、
共にフランスを代表する監督・俳優の組み合わせの映画で、
映画史に残る作品です。
映画ファンとしては、今まで観たことがなかったのが恥ずかしい限りです
映画は、アルジェリアのカスパという街を舞台に、ジャン・ギャバン扮する悪党と彼を捕まえようとして躍起になっている警察の駆け引きで話が進んでいきます。
カスパという街は迷路みたいに入り組んで、様々な人種が混在しているのが特色。
ただ、カスパから一歩でも外出たら警察が待ち構えているから、ジャン・ギャバンは街から出ることができず、悶々としているところに、美しいフランス人女性が現れ・・・、そして有名なラストシーンへと繋がっていきます。
ジャン・ギャバンがフランス人女性に見とれるシーンとか、過去を懐かしむシーンとか印象に残るシーンも多々ありますし、ラストシーンは哀しいです。
音って時には非情なものになるんですね。
評価は《》としておきます。
それにしても「望郷」の原題は、ジャン・ギャバン扮する悪党の名前“ペペ・ル・モコ”。
「望郷」というタイトルを付けた人はかなりセンスがあるんじゃないか!と、この作品を観てつくづく思いました。

明日はアカデミー賞授賞式。
キムタクが進行役を務めるらしいですが、
今から楽しみです!
とりあえずアカデミー賞についてはまた今晩にでも書きます。