NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

『有頂天家族』

2011-02-12 09:44:27 | 
最近ベテラン声優の演じた役を調べて、納得することにハマっています。
例えば『ドラゴンボール改』のセル役の声優の人は、『サザエさん』のアナゴ君や、『嵐にしやがれ』のナレーションをやっていたりもして、普段は意識していなくても、言われてみれば確かにそうだ!と思ってしまうのであります。
先日も『ドラゴンクエスト‐ダイの大冒険』の最終回↓を観ていたら、ハドラーの声をどこかで聴いたことあるなぁと思って調べたら、『ドラゴンボール』の神様や、『ちびまる子ちゃん』のおじいちゃん(さくら友蔵役)を演じていたことが発覚し、妙に納得したのでした。
あと、『ドラゴンクエスト‐ダイの大冒険‐』を調べていたら、ゴメちゃん役の声優が、『もやしもん』でオリゼーを演じていた声優であることも発見したし、ナレーションが『シティーハンター』で槇村を演じていた田中秀幸であることも発見しました。
こういう発見って、ちょっとしたことだけど小さな納得感を得られて好きだったりします。
下記に打ち切りの憂き目に遭った『ドラゴンクエスト‐ダイの大冒険‐』最終回の映像を載せておきます(よく削除されないなぁ)。
まだバーンやハドラー、キルバーンを倒していないし…。
『ドラゴンクエスト‐ダイの大冒険‐』最終回映像

森見登美彦の『有頂天家族』を読み終えました
森見作品では5作目に当たることから“五男”と呼ばれており、狸が主人公だから“毛深い子”とも呼ばれているとのこと。
京都を舞台に、京都の下鴨神社の敷地内にある糺の森に住む狸の家族と、人間・天狗を交えててんやわんやの物語が展開されます。
狸が主人公と言うことで最初読み始めた時は違和感があったものの、主人公の狸が人間に化けることで人間界に溶け込み、それに天下の森見節が絡むものだから読み進むうちにどんどん面白くなっていっていきました。
この話を読んでいると、京都の街中にいある人のうちの何人かは狸が化けているのではなかろうかと想像してしまいます。
こうやって狸を主人公にしても、“マジックリアリズム”という技法を使って、自身の作風を崩さない森見作品にますます魅力を感じました。
先日六男の『美女と竹林』を購入したので、今から読むのが楽しみ

今日一番聴いた曲:Spread your fire/ANGRA