少し目を転じて、同じ町内の町役場を検証してみる。1999年落成のこの町役場は、超現代的建築物で、正面は前面がガラス張りである。
当然に石綿等、どこにの使用されていないはずであるが、そうは問屋が卸さない。ガラスとガラスの突合せ部分に使用されている防水用コーキング。これこそ石綿なのである。増粘剤、耐火材として合成樹脂に石綿を混ぜ合わせ使用すると、耐候性のコーキング材が出来上がる。飛散することはあまり考えられないが、全くないとは言えない。現代建築材料で石綿の含有されない材料を探す方が難しい。この状態は、2005年石綿全面禁止まで続いた。ただし、原発、ミサイル、人工衛星のみは未だに使用が許されている。先進諸外国ではすべて禁止になっているが。ただしミサイルだけは、使用されているようである。軍事機密だからはっきりとはしない。