天井、壁に貼られた証紙。耐火や難燃、不燃等、消防法によりいろいろな規制があるため、使用できる材料が限られてきた。ある一面、過去の火災被害から規制が始まりそのことにより石綿被害が拡大したと言える。2005年以後は石綿が含まれ無いが、それ以前は耐火材と言えば「石綿」アスベストが主流であった。技術開発により石綿以外の代替建材が開発されていたが、原価の安い石綿から脱皮できなかったという説と、輸入契約が、長期契約であったため使用がやめれなかったという説も存在する。何れにしても、早期の使用禁止処置がなされなかったことが、石綿被害者の拡大につながった事は事実である。易易と、メーカーの言い分を聞いてきた国の責任を今一度問い直す時期が来ているように思う。これから先、被害者は一般市民に及ぶことは避けれまい。なぜなら石綿使用現場では、安全対策がなされる中での作業であるのに対し、一般市民は無防備の中で貰い暴露をしてきた。石綿使用工場周辺や、飛散が進む立体駐車上、嘗てのエレベーターガールなどの発症がこれから起きてくることを、予言しておく。それらが中皮腫ならば労災に認定されるが、原発性肺がんや、腺癌などの時余程本人に石綿の知識がない限り、労災の認定はむつかしい。ご覧の皆様のお友達や、親類縁者にもしそのような方が存在すると、救済される道があるかもしれません。ご一報いただければ、情報を提供します。
12日以後しばらく離れますが、再開できるのは、7月からになると思います。