本日の血圧は、135-87-52 (高‐低‐脈拍)。 順調だった血圧が本日は高い状況だ。 その代わり脈拍が少ない。 その為かは判らないが、体が重くて頭が膨れた感じがする。 何だか、この暑さがすべてのエネルギーを奪っている感じだ。 奥様は早々と、「小泉八雲」の研究会にお出かけになった。 今私は、夕は町内会の役員会が有るので、その準備をしている。 要するに、ご帰宅になる奥様の夕食の準備である。 茄子のシギ焼きと、牛レバーのステ‐キに、牛肉のステーキ。 この暑さなので少しばかり栄養補給をと思い、多い目に作った。 奥様先日の健康診断以来、体重が減ったことをお嘆きなのだ。 要するに美味しい物が食べたいのであろうと気を使ったのだ。 それにしてもこの暑さは、何時まで続くやら・・・。 関東地方の皆様は、大変な思いをされているだろうと、お察し申し上げている。 私の様に、好きな時シャワーを浴びて寛ぐこともできない状況であろうと推察している。
我が奥様は、広島県のチベットと言われた、比婆郡の生まれだ。 世に名高い、「ヒバゴン」と同じ空気と水で育った。 嘗ては、雪深い所だったが、近年はすっかり雪が積もらなくなったそうだ。 温暖化が最もわかる場所だ。 そんな奥様は、農家の生まれなので、戸の開閉は・・・・。 開け閉めしないのだ。 開けたら開けたまま。 農家は日常的に、泥まみれになる。 その泥の着いた手で戸を開けることになるので、開けっ放しなのだ。 なんせ、村中が親戚…それに近い状態なので泥棒が居なかった。 居るには居たらしいが、取られても、精々稲束が取られるくらいの事だ。 取られた方も、あそこの家は子沢山だから大変なのだろう・・・位な感覚だったらしい。 その子供の頃の癖が、未だに続いているのだ。 奥様が歩いた後は、全て戸が開け放たれる。 夏はそれで良いのだが、・・・・。 そうした奥様に対して、私は町育ち。 子供の頃泥棒被害は一度や二度ではなかった。 わが貧乏家から盗人が何を盗むのか、・・・。 盗っていくのは、お袋の着物以外に無いのだ。 しかしその着物も、一週間うちには帰ってきた。 質屋か、古着屋しか持ち込む所など無いからである。 金のない盗人は、早く金にしたっくって、盗品を売り歩くので、直ぐに捕まる。 尤も、刑務所暮らしの方が飢えなくて良いので、盗人を続けるという説も、戦後の食料難時代にはあった。 そんなところで育った私は、鍵掛魔である。 自分が入ったトイレが自宅でも、カギを懸ける。 片や奥様は・・・、誰もいないと思って開けたトイレに、奥様が座っていたなんてことは日常茶飯事だ。 蚊や虫の多いい夏場にはこれが原因で夫婦喧嘩となる。 ついつい大きな声で注意してしまい、・・・。 まあこんな夫婦げんかの話などは、犬も食わない事位、百も承知で書いています。