テレビのスイッチを入れると、「iPS細胞」の特集ばかりである。がよく見てみると実に細かな取材がなされ、なぜ此れだけ騒がれるのか、良く解ってきた。さすがノーベル賞に値する研究である事が、実感できる。残された研究は、病気への実用化の研究である。しかし考えてみると、人道的に正しい事なのか、良く考えて見なくては為らないように思う。
単純に人間の寿命は延ばせば良い、と言うものでもない気がする。
真に必要とされる人達にこの技術が活用される事を願う。
世界では、医学会の進歩は目覚しい物があるが、遅遅として進む事のない分野もある。特に「アスベスト」が原因で発病するものについての、研究は遅遅として進んだようには思えない。国自体が積極的に取り組んでいるとは思えない。
国→県→市町村と言った形での情報の共有さえ出来ていない。ましてや、嘗て大量に「アスベスト」を使用していた工場さえも地方自治体は掌握しているとは思えない。例えば、広島市内の建築物に対する調査などなされたとは思えない。設計事務所に対しては、過去に設計事務所が」設計した建物に対する報告をお願いしているが、設計事務所自体、どの様な建材に、どの程度含有しているのかの知識がないのに、報告のしようがない。つまり、「アスベスト」含有建材の認識を持った人が居ない事がネックになっている。この問題は、広島市だけの問題ではない。農村もその対象者なのである。嘗ての「農薬」は増量剤として「タルク」と呼ばれる粉黛が使用された。その「タルク」に大量の「アスベスト」が含まれている。土壌改良剤の「バミキュームライト」にも大量な「アスベスト」が含まれていた。農家の皆さんも「肺」の健康診断をお勧めする。特に粉黛の農薬を使用された農家の皆さんくれぐれもご注意を。
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