夜明け前の螺山と虹山団地だ。 この団地の多くが団塊の世代で、住人の40%以上が65歳以上である。 残りの60%が、二世帯住宅と思ってよい。 私の姉夫婦は、揃って75歳以上である。 子供と別居しているので、時々心配になり用事も無いが、確認のため訪問するようにはしているが、私の方が先にお迎えが来そうである。
しかし、わたしの友人を含めて、子供達にはいたって優しい。 特に夏休みの間に開かれる「鮎のつかみ取り大会」などは、地区の子供に限らず、一定の金額を払えば誰でも参加できる。
この団地だけで、両手では足りないだけのアスベスト爆露者が居る。 元建設業、元消防士、元自動車生産工場従業員、・・・・・・。
既にこの世に「さよなら」された人を含めると、果たして幾人がアスベストの被害者なのか解らない。 元教師もいる。 今は元気に、町内の役員を積極的にこなしているが、果たして何時まで続くのか?。
朝夕は涼しく、ごしやすくなったが、自民党の中は、TVで見る限り灼熱の中のようである。 それにしても、「石破」氏の説得力は迫力がある。
「国土防衛」を、どの様に考えればよいのか。 日本人は戦後、深く議論する事がタブーとされたように思う。 領土問題は、その延長線上に存在している事は、間違いない。
「戦争放棄」の憲法九条と、国防との問題を具体的に、どの様に考えれば、国際社会の中で認められていくのか、真剣に考え実行する時期が来ているように思えてならない。 アメリカ依存型社会からの脱却の方法を、国民の英知を絞り、考える時期であろうと思う。
「再び戦いをしないための方法」は有るのか?。
永世中立国「スイス」の、過去の話をTVで放映していた。 嘗てのスイスは、貧しい国で、出稼ぎで稼いでいた。 その仕事は収入の良い「傭兵」が中心で、ヨーロッパの各国へ出稼ぎに行き、自国民同士が殺しあう事が余りにも多く、八つの地域の集団が協議し、一切の出稼ぎをやめる事とした。その際、全ての国際間の戦争に、関与しない事を取り決めたそうだ。
自らの収入の道を閉ざしてまでも、その決心をした事が、第二次世界大戦の戦禍から、逃れる事になったそうである。 日本もそうした決断をする時期が来たのではなかろうか。 因みに「スイス」は軍隊を持っているし、武器の輸出も行っている。 さて日本は、どの様な国にすればよいのか、語ってくれる政治家が存在しない。 絆創膏を貼る事ばかり、語る政治家ばかりである。そんな政治家は、もう要らない。
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