モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ファンタスティックなローズリーフセージの花

2007-11-14 08:55:00 | セージ&サルビア


メキシコ原産のセージは、魅力にあふれている。
日本的ではまったくなく、西洋的でもなく、
アナザーワールドというか、ニューワールドと言える。

その一つが
ローズリーフセージ。学名はサルビア・インボルクラータ。

なんとも、この花は摩訶不思議で、
離発着が複数ある宇宙ステーションのようでもあり、
深海を探る潜水艇の基地のようでもあり、
日常空間の造形物とは思えない。

ピンクというよりは、桃色と言いたい包(ホウ)につつまれ
包を突き破り、筒のような花が飛び出してくる。
筒のような花は、360度全方位に照準を合わせている。

成長すると、この面白さが減じ、
潜望鏡が延びるように、桃色の花がその周りに咲き乱れる。

耐寒性が弱いみたいだが、晩秋まで咲き続けるありがたい花だ。



ローズリーフセージ(Rose-leaf sage)
・シソ科アキギリ属の半耐寒性がある多年草。強い霜に当てなければ、戸外で越冬可能。
・学名は サルビア・インボルクラータ(Salvia involucrata)、英名がローズリーフセージ( Rose-leaf sage)。
・原産地は、メキシコから中央アメリカ。森の半日陰に生育。
・草丈1.5m、カブ張り1.5mと大株に成長する。摘心で草丈を調整する。
・開花期は、夏から晩秋。桃色の包(ホウ)につつまれた蕾の中から鮮やかな桃色の花が咲く。


コメント (2)