カラスの羽根はカッコイイ。
真新しい羽根を拾ったのでアルコール消毒して持帰って撮影です。何だか雰囲気が地味なので照明を当てると・・・
カラスらしい色になった!
羽根の全長24.5cm、先端は内弁側が下がるように角度が付く形状と青い光沢から、個人的な識別では、ハシボソガラスの(初列風切)P7、P.6あたりではないかと思いますが・・・(もっと調べてみます。。)
では、少し拡大。
上からの照明では、カラスらしい色にはなるものの、構造色の発色が見られないので、下から照明を当てて・・・さらに拡大です。
流石カラス・・
一見きれいに見えないものは、拡大すると味が出ますねぇ~ (光も使ってますが・・)
カラスって・・こんな極彩色でしたっけ???
どの部分か分からなくなってますが、複雑な表面です。
光の当て方でもいろいろと楽しめます。
斜光で影を作ってみるのもいいですねー
綿状羽枝と思われるあたりはスカスカでした。
昨秋の名古屋市科学館でのかがくの実験室「身近な生き物を観察しよう!~鳥と構造色~」は、竹岡先生によるとても分かり易い説明に再現実験、更に屋外での観察や光学顕微鏡や電子顕微鏡(SEM)を使った鳥の羽根の観察という盛りだくさんな内容で、参加料500円という充実した講座でした。
今日はその一部の再現をやってみたという感じでした。いゃぁ・・・楽しい拾いモノでした。
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。
きれいだなーとため息がでました。
あまり人を恐れずに傍若無人なカラスなので、怖いと思うときもあるのですが、「黒」って実はとても美しいですよね。
羽根の細部の美しさを見せていただけて、感激です。
温かなコメント、大変にありがとうございます。
「鳥と構造色」の講座では、数種類の鳥の羽根を顕微鏡で観察できたのですが、驚きのツートップがこのカラスとカワセミでした。
カワセミは見た目もきれいな青色が、更に一層の輝きを放つのに対して、カラスは想像もつかない極彩色になることからでした。
人には黒と感じるだけですが、カラスたちには違いが判るのでしょうか?
何で・・何のために・・不思議なことがいっぱいです。