食べる前に、撮影。。
表面には、コケムシ満載です(喜)
ちなみにコケムシは、新・付着生物研究法によると、現生種はおよそ6,000種とあり、wiki等によると冠輪動物上門というグループの1種で、同じグループには、10万種と言われる軟体動物門や75,000種が記載されている環形動物門も含むとか・・・(私では識別なんてできる訳がないだろう系ということです・・)
*コケムシについては著者の廣瀬雅人先生のwebsiteがおすすめです。
拡大すると・・こんなツノの生えたのもあり、ここまで特徴的なら・・と、識別にチャレンジしてみても・・
(腹壁が完全に石灰化しない被覆性群体で棘のあるのも・・?) → 裸喉綱唇口目トゲイタコケムシの仲間か??
(個虫は立ち上がり、細長い紡錘形で、個虫は走根の節部に集中・・?) → 裸喉綱櫛口目イトコムケシの仲間か??
正解・不正解の前に、そもそもどんな種類が多いとかの写真を含めた基本的な情報が無さすぎです。
(近くでコムケシの公開講座等をやってくれないかなぁ~)
倍率を下げると微妙な見栄えですが、肉眼では気にならない(殆ど分からない)サイズです。
(多細胞生物のクローン群体で、群体内での役割分担がされているとか・・)
狭喉綱円口目サラコケムシの仲間か?・・正直、さっぱり分かりません(汗)
(腹壁が完全に石灰化する被覆性群体)の中にサイズ感の違う大きなフジツボのような穴が・・・
中に何か出てきた・・(カンザシゴカイ系?)
更に、周辺の広域写真を撮っていたら・・・体を出していた!!
(ちなみに、一番最初の写真の真ん中、棘の下の紫色の部分です)
コケムシの他にも付着生物・・・カンザシゴカイ科の棲管が渦巻き状になるウズマキゴカイ系か?
数mm程度だと思いますが、肉眼では分からなかった・・ヒザラガイ。(←クサズリガイみたいです)
歯のようにも見えますが・・
サザエの蓋の真ん中あたりの突起の拡大です。
突起には、結構、長さに差がありました。
以上、今回もご覧いただき、ありがとうございました。
(次回は、海水に入れて触手冠を出させるところまでやりたいなぁ・・(笑))
コケムシやゴカイの仲間等の顕微鏡観察は楽しいですよ!
難点は、ちゃんとした写真を撮るにはそこそこのお金と経験がいることでしょうか・・
自分の4000円のマイクロスコープも、意図しない切断や接続不能等に苦しめられておりますが、外出自粛中にはとても重宝しています。