まずは潮岬灯台。
明治11年(1878年改築)にしては結構高いのでは・・?
平均水面からの高さは、灯火まで49mとあり、観覧デッキ?上の目線からの水平線は24kmほどか・・?
西側・・
手前の丘の上の潮岬中学まで約1km、奥の紀伊半島海岸で約5kmなので、だいたいあっているような気がする。
北側・・新緑の小高い森。
東側・・
南側・・ぐるっと360度、景色を見られるのは楽しい。
灯台入口・・
入った暗がりに、平成8年の耐震工事(清水建設)の紹介パネルがあった。
灯台入口の横には、潮岬灯台資料展示室があった。
チャンス式石油蒸発白熱灯器の内部が見られるようになっていた。
燃料の石油が自動で供給される仕組みだったとは考えにくい気がする・・?
あの狭い急な暗くて目が回る螺旋階段(最後は梯子)で石油を運んでいたのか・・?
敷地内の壁画・・・「平成28年に潮岬小1.2.3年生の合作」と記されていた。
良い絵だと思った。
南紀熊野ジオパークセンター・・潮岬並びに紀伊半島について、形成からわかりやすく紹介されていた。
最初に紀伊半島形成紹介の短い動画を見た。相当な制作費がかかっている気がした・・
地質図・・この色分け通りに、特色を感じられる。
より詳しいものも・・・実に複雑に地層が入り乱れている。
付加体・・前弧海盆堆積体・・不整合面がわかる場所など、解説は実に興味深い内容だった。
手が汚れない・・化石発掘体験。。(化石は、苦労して見つけるから価値があるんだなぁ・・と再認識した)
全体的に、無料とは思えない、新しく見やすい展示だった。
「紀伊半島は巨大地震が来るたびに大地が急激に隆起し、その後ゆっくりと沈んでゆく動きを繰り返した・・」
潮岬の80mと50-60mの2段の海岸段丘がまさに、南海トラフの巨大地震のたびの繰り返し隆起したあと・・・との説明もあった。
一番足が止まったのは、顕微鏡観察コーナー・・
海岸の砂コーナー・・
産地の記載がない有孔虫の化石・・・
同様の微小貝。
ボランティアさんによると「どうも、外国で買ってきたものをサンプルとしておいてあるだけのようで、採取地は不明」とのこと。
なんとなく、(消滅してしまった・・)かつては近隣で採れたものだったような気がした・・・
微小貝の世界も楽しそうだ・・
パンダ号の横にロケットのパネルが・・・
なんと、ロケットカイロス号のJR特急ができたからのようだった。。
ロケットも、いよいよ今夏に打ち上げか ?
さて・・本日もだらだらと、とりとめもない写真をあげ連ねてしまいましたが、最後にもう一つ、こちらのうみうし通信。
このブログと同じく、4年目目に突入。
正直、記事の大半はよくわからないのですが、書籍の紹介や、図鑑に載っていない海の無脊椎動物についての説明がされていて、とてもありがたい情報紙です。
今回も、行くことは無いと否定はしつつも、観察会などの実に魅力的なイベントの紹介もあった。
一般人では接する機会が殆どない、海産無脊椎動物に詳しい先生との観察会には、猛烈に惹かれる・・・
こんなウキウキ&ドキドキを継続するためにも、個人的な観察のレベルアップを目指さねばと思う。