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現在僕はかなり節制した食生活を余儀なくされている訳だけど、じゃあがんになる前の食生活はどうだったのかを書いてみたい。
僕は早くに実家を出てあちこちふらふらしていたのに加えて、結婚もした経験が無いので一人暮らしの期間がかなり長い。
にも関わらず自炊はほとんどしなかった。
理由は簡単。面倒臭いからである。
やってみるとそこそこの味のものは出来上がるので、やればそこそこ料理上手になるだろう。
それでも仕事から帰って料理する時間がもったいないのだ。
特に後片付けが面倒臭い。
後片付けしてくれる人がいれば、もう少ししただろうか。
では何を食べていたのかというと『コンビニ弁当』である。
割合にすれば
・コンビニ弁当 六割
・外食 三割
・自炊 一割
夕食はこんな感じだった。
コンビニ弁当にはカップラーメン等コンビニで売っているもの全般含まれる。
それでもカップラーメンはここ10年そんなに食べなくなっていた。
身体があまり受け付けなくなっていたからだ。
半分くらい食べると気持ち悪くなることもあった。
昼は仕事があったので、社員食堂か外回りの仕事なら外食orコンビニという感じだった。
朝は高校以来食べない事の方が圧倒的に多かった。
というか食べてもパンかおにぎりを一つ程度である。
僕は起きてすぐはあまり食べられないので、朝は食べる時間が無かったと言った方が正しい。
今はちゃんと食べているが。
もちろんコンビニ弁当が悪いという気も無いし、僕と同じような食生活をしている人はたくさんいるだろう。
タバコを何十年吸っていたってがんにならない人の方が多いのと同様、僕と似たような食生活でも多くの人は栄養が偏る程度だと思う。
もちろんそれが原因で起こる病気も多いが、がんになる確率は低いはずだ。
僕にしてもその食生活が直接の原因だったのかというと、そうとは言い切れない。
一つの要因ではあっただろうと思う。
ただ「がんにならない為に何をすればいいのか?」
この答えは残念ながら無い。
酒・タバコを全く嗜好しなければ健康的な印象が強いが、
タバコを吸わなくたって肺がんになる人はいるし、酒をまったく飲めなくても肝臓を悪くする人はいる。
健康の為のジョギングが心臓病を悪化させてしまうこともあるし、甘いものが大嫌いでも糖尿病にはなる。
つまりがんに限らず、健康の為に何がいいのかは実際のところ判らないのだ。
僕にしても酒は飲まないし、タバコも10年以上前に止めている。
僕は常々タバコを吸いながら健康を口にする奴に対して「馬鹿じゃないの」と正直思っていた。
もちろんその考えは変わらないが、ある意味幸せなのかも知れないと思うように少し変化している。
タバコを止めても長生きするとは限らないからだ。
周りに迷惑を掛けないという前提を守れるなら、好きなものを無理に止める事はないのかも知れない。
酒にしても同様だ。
特に高齢者に対してはその思いが強い。
好きなタバコを止めて2~3年長生きしたところで、それがその人にとって幸せな人生だったのかというと、疑問は残る。
僕の食生活は一つのモデルケースになるだろうが、あまり気にし過ぎるのも人生を味気なくしてしまうので、参考程度に心に留めておくのが正しいと思います。