流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

一生付き合っていくのです。

2009-03-21 17:59:28 | Weblog

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なんかガンになるっていうのは、当人にとっては

かなりショッキングな出来事でね

だって「あなたは近いうちに死ぬかも知れません」て

言われるんだもの。



僕の場合だと”五年生存率→50%”だったから

今年中に死んでもおかしくない訳ね。



その状況で生きていくってのは、なかなかシビアだよ。

ちょっと体調崩すと「来たかな?」なんて思うもの。

身体の中の出来事だから、見えないしね。

ガンはタチが悪いから、ある程度成長しないと

症状が現れてこないし。


つまり常に不安を抱えて生きなきゃならない。

とっても意地悪な病気なんだよね。


僕は手術の時「転移してます」って言われたけど

それが発症するのかどうか

するならどこに出るのか

それは医者でも分からない。


統計的な傾向として、胃ガン転移はここに出やすいってのはあるらしいけど

それは絶対じゃないしね。


絶対じゃないと言えば、五年生存率だってそうだよ。

それはあくまでも目安だからね。

「過去の統計をみると、五年間(乳ガンは10年)発症しなければ、まず大丈夫でしょう」

という意味でしかない。


僕は胃ガンだけど、それが原因で発症しなくても

10年経ってまた新たなガンが発症するかも知れないし。


だから生存率って言っても、「それを乗り越えればもうガンになりません」て事じゃない。

だから一度なってしまうと、ガンの不安てのは一生ついて回る。

これはもう仕方がないんだな。

あきらめて付き合っていくしかない。

これが本当の”腐れ縁”てやつだね。



結局ガンていうのは

手術なり抗ガン剤なりで治療した後からが、本当の付き合いなんだな。

それはつまり”不安”てこと。


ガンの本当の怖さはこの”不安”にある。


『再発の不安』

『転移の不安』

『抗ガン剤の副作用の不安』

『痛みや苦しみの不安』

『いつか余命宣告されるんじゃないか?という不安』

そして『死への不安』



あのさ健康でもガン・ノイローゼの人っているじゃない?

ちょっとの痛みや不調で「ガンかも!?」なんて不安になる人。

それは大抵妄想なんだけどさ

一度なってしまうと、それが当たり前になる。


胃がちょっと不快だと「再発したか?」と一瞬でも思う瞬間はあるし。

どこかにちょっとした痛みが出れば「もしかしたら??」

なんてやっぱり多少気にはなるよね。


案外楽天的な僕がそうなんだから

神経質な人は、耐えられないと思うよ。

身体より先に神経が参ってしまうんじゃないかな。

それもガンの怖さだね。


それで”ガン難民”になってしまうんだね。

これが効くと言われれば飲み

あれがいいと言われれば食べ

あの医者がいいと言われれば、どんなに遠くても訪ね・・・

なんてことになる。

それで借金すれば、それがまた負担になってしまったりしてね。

まったく本末転倒とはこのことです。



あのね、とりあえず『健康食品』なんてのは、信じない方がいいね。

健康には役立つかも知れないけど

ガンは治りません!!

これは断言してもいいです。


もちろん体力を維持するために、信用できる健康食品を取り入れるのはいいと思うけどね。


「これでガンが治る!」


なんてのは、全くあり得ませんからご注意!

『塗ればバストが大きくなる』

と大して変わらないよ。


結局は信頼できるお医者さんと病院を見つけるのが一番!

てことです。





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○胃癌の情報サイト『胃がん.com』

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