鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

Nさんのレイアウト

2023年12月10日 | 雑談

 

12月のある日

こんな神社がある駅近くで、久しぶりに模型仲間のNさんと会って、昼食、ビールを飲んでほろ酔い加減でお宅に伺いました。

 

店では、こんなものが動き回って、食事を卓まで運んでいるんですね。 もうびっくり、付いて行けない世界になってきました。

 

じゃーん、 お宅に上がると、ありました、レイアウトです。

まだ作りかけですが、ホームページには今まで何度もプランを作っては作り替えて、最終的に落ち着いたプランだと載っていました。

駅があります。その右に山があってその下に小さなリバースがあって駅に戻る短いコース。 そちらは向きを変えるための路線でしょう。

本線は駅から左に行って、レイアウトを右に左に行って山の上のリバースで戻ってくる配置のようです。途中にエンドレスもあるようです。

ゲージはHOナロー、すなわちHOeです。

線路の施設は終わっていて走らせることができます。 そうそう、レイアウトの台枠が緑です、HNモジュール準拠です。 緑が良いんです。

 

コントローラーです。 プランができたかなり早い時点でこれを作り上げています。 ミニスイッチなので全体はかなり小さいのですが、綺麗に作ってあって、これを見た途端に、私は(汗)。 私のコントローラーがいかにいい加減か!

ポイント切り替えをスナップスイッチでコンデンサを通して動かしているので、ポイント用のスイッチが小さくて済んでしかも余った回路でポイントの方向にLEDが点く。 素晴らしい、というか羨ましい。

ちなみにレイアウト製作ではかなり早い時点でこういうコントローラーを作って車両の試運転をする事。 線路の不備や車両の不備などを発見するためです。

 

列車を動かすのはこのコントローラーで、わざわざアナログのアンメーターとボルトメーターを買ってきて、しかもその中にLEDで照明を入れた自作のコントローラーだ。

ちなみに、DCCにも切り替えられるのでディジトラックスのDCCコントローラーも置いてある。

完璧な操作台だ。

 

下を覗くと、配線基盤が。 なんと綺麗に整理された配線だろう。ここでも(汗)。

オレンジ色に見える配線端子が一つづつ交互にずらして取り付けてあるところはさすがに、絵の先生をしていたこともある美的センスだろう。

右上のコンデンサがポイント用コンデンサと睨んだ。 下の緑に黒いパーツがついているのはわからないので聞くと、DCCのリバース用の基盤とのこと。 DCCならリバースでもこの基盤で何もしないでもリバースを通過して戻ってこれるのだ。 こういうパーツがあるのは知っていたけれど、見るのは初めてだった。

 

高い山の上には泉があってそこから滝が流れ出ているという想定。 まだ水を作っていないが、滝ができればその横をティンバースレットルの木橋ができる。 足は作ってある。

この岩山を見て、驚いたね。 岩がシャープだ。 石膏で岩を作ってヘラで細工しても、こんなに岩肌がシャープな岩はできない。

いかにも固そうな岩石だ。 やはり聞くとNOCHの岩の型を使って石膏を流し込んだとのこと。 私もNOCHの岩型を持っているが小さな岩用だけなので、こんなに大きな彫りの深い岩はできなかったんだけれど、この人はこの岩型を何種類も持っている。 やはり準備が違う。

 

レイアウト左の山はトンネル内のメンテナンスのためにグランドピアノのように開くようになっている。 私も湯の花線で行った手法だ。

これって、結構めんどくさいんです。 作るのが大変なんです。 

そして見て欲しいのが配線。 持ち上げた板の裏にきっちり配線が止めてある。

そして、手前のトンネル横にも配線が出ていて丸く仕舞ってある。

この方はレイアウトを設計された時点で、どこに家を置くなどのことも含めて配線を考えて、初めに配線を済ませているのです。

私なんぞ、線路へのフィダーは考えるものの、家や信号など後から考えるので、できた景色の中で配線穴を開けたり、できた所を潰して配線したりで、計画性がないことこの上ないのだが、この人は違う。

 

本人が横を向いている隙にこっそり写しちゃった。 載せて良いんだろうか?  見習わなければいけないと思って写したのですが、これはコントローラーの配線かな。

 

そして、驚くことに自転車が走る。 マグノレールです。道路の下にちゃんとマグノレールを設置してあるんだ。

私の自転車のある街のHNモジュールに使っているものと同じマグノレールだが、レイアウトに組み入れている人はほとんど知らない。

というか、日本型の模型しかやっていない人はこういう物を知らないし、知ったとしても列車以外が動くのを嫌う人がほとんどだ。

実物の世界では人や車や自転車が動くのは当たり前なんだけれど。

 

坂を上がって結構長い道(エンドレス)を走る。 

 

レイアウト横のテーブル。 工作道具が置いてある。 私が今作っているレイアウトではこういう机がないし、置く場所がない。

レイアウトを作るのにはこういう机が必要なのだ。

そこまでは、わかるんだけれど、この整理された状況は何だ! 私がくるから整理したのではあるまい。 きっちりした人なのだ。

というのも、私の工作中のレイアウトの上などはもう物置化して、何がどこにあるのやらわからない。 だから、工作時間の半分はもの探しなんだけれど、こうやって整理してあれば、即必要なものが取り出せる。

そして、驚きはそれだけじゃないよ。 アクリル絵の具のチューブの太さだ。 こんなに大きなチューブで買っているんだ。

そして、奥には樹木を作るための木の枝も用意されている。 庭の樹木から切ってきたそうだけれど、それも綺麗に置かれている。

 

ここを走る車両たちだ。機関車などすごく小さい。  

自作の車両もいくつもある。 そして小さな車両の中にもDCCのデコーダーを入れているものがある。

 

家もこれだけ出来ているので、バラスを撒いて草を生やせば、レイアウト完成は近いと思われます。

 

あー、たくさん刺激を受けました。 私のナローのレイアウト完成予定は12月中ですが、今日も音楽会にゆくので、完成はずいぶん遅れるでしょう。

 

 

 

 

 

コメント
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