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正しい歴史認識 「慰安婦と日本軍の規律に関する文書」 怠慢すぎる過去の官僚たち

2017-11-18 | 日本時事新聞社

「慰安婦と日本軍の規律に関する文書」

ユネスコ世界の記憶の発表に対する声明

セントジョセフ国際大学

国際社会工学部 主任教授 


古賀 剛大 様

 

 「慰安婦と日本軍の規律に関する文書」申請日米4団体は、去る10月30日に発表されたユネスコの登録判断に対する見解声明を、翌31に発表しました。すでに、この声明をご存知の方も多いと思いますが、このほど、その英文版が発表されましたので、海外にこの英文声明を伝えるとともに、改めて日本文声明をお伝えしたいと思います。

 声明文にありますとおり、慰安婦を「性奴隷」「ホロコースト」と主張する8ヵ国連合の主張と、4団体の主張は真っ向から対立するものです。ユネスコが今回、対立する見解の一方に与することなく、判断を保留し、両者の対話を促す決定を下したことは、極めて公平で、公正なことであると考えます。

 そもそも、ある政治的な狙いの下に慰安婦関連資料を内容を精査することもなく、膨大な資料を登録申請している8ヵ国連合の行き方は、「歴史資料」の登録という根本的な性格を無視、否定していると言わざるを得ません。

 元慰安婦の証言と称するものが、どれ一つとして、「強制連行」を証明する証拠を示しておらず、証言も一貫性を著しく欠いております。

 また、アメリカ軍の公式文書「米国陸軍 インド・ビルマ戦域所属情報部 心理作戦チーム情報室.日本軍捕虜尋問報告第49号」は、4団体申請資料と同じく、8ヵ国連合の申請資料にも載っていますが、ここでは、明確に「「慰安婦」とは、兵士の便宜のために日本陸軍に随行した「売春婦」あるいは「キャンプ・フォロワー」に他ならない。」と記述されています。どうしてこの記録と真っ向から矛盾する「性奴隷説」を8ヵ国連合は主張するのか、あまりの支離滅裂さにあきれるばかりです。

 いずれにしましても、今回のユネスコの決定は、今後、双方の対立する意見を戦わせて、事実に基づいた合意をもたらすことを提起したわけで、今後大いに議論を「事実に基づいて」行っていただきたいと思うものです。

 

  声明原文:http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Mow_statement.pdf

英訳文:http://www.sdh-fact.com/CL/Mow_statement_English.pdf

 

 海外には英文で下記の通り発信しました。

 

平成29年11月17日 「史実を世界に発信する会」会長代行 茂木弘道拝

 http://hassin.org

Statement concerning the decision of UNESCO’s Memory of the World register on

“Documentation on ‘Comfort Women’ and Japanese Army Discipline”

 

Four US-Japan groups issued a statement on the decision of UNESCO’s Memory of the World Register’s decision on two different proposals on the comfort women issue:

 

 *Statement: URL: http://www.sdh-fact.com/essay-article/1071/

           PDF: http://www.sdh-fact.com/CL/Mow_statement_English.pdf

 

We see this decision as fair and just, as UNESCO recommended that the two parties, which submitted proposals that fundamentally disagreed on the comfort women issue, have discussions to reach a common consensus.

 

However, we are disgusted that the “International Solidarity Committee,” comprised of members from eight different countries, continues to insist that the comfort women were “sex slaves”, even though they cite an official report, “UNITED STATES OFFICE OF WAR INFORMATION Psychological Warfare Team Attached to U.S. Army Forces India-Burma Theater Japanese Prisoner of War Interrogation Report No. 49,” in their list of evidence. In this report issues by the US government, the preface unambiguously stated that:

“A "comfort girl" is nothing more than a prostitute or "professional camp follower" attached to the Japanese Army for the benefit of the soldiers. The word "comfort girl" is peculiar to the Japanese.”

 

We strongly hope that the issue be openly discussed based on historical facts by the two groups, together with the people concerned, free from emotion and preconceived notions.

 

MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman

for KASE Hideaki, Chairman

Society for the Dissemination of Historical Fact

Phone: +81-3-3519-4366

Fax: +81-3-3519-4367

Email moteki@sdh-fact.com

URL http://www.sdh-fact.com

Note: Japanese names are rendered surname first in accordance with Japanese custom.

70万読者へ

正しくない報道が、裏付けが乏しいのに、正式な文章として、登録されると、それが真実となって、覆る可能性はない。今までに、抗議や反対運動ができたはずなのに、なぜ、日本国は、もっと真剣に過去において、対抗してこなかったのか、後悔の念に苛まれているはずだ。Media Functionの一端にある日本時事新聞社も、昭和25年、言論人新聞社として発刊されているから、責任は免れない。真実の報道は、あくなき汗と涙の結晶の下に、世界に流布される息の長いプロパガンダが必須である。

                日本時事新聞社   論説委員   古賀剛大

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