Pain-free Woods: 'Life so much better'
タイガー復活劇になるか。来季を占うゴルフの神髄、ゴルファーの興奮の嵐か
With his return imminent, Tiger Woods played a World Challenge practice round Sunday and said he's not feeling any pain.(Golf Channel/Hero Invitational/WGPCA)
世界のゴルフファンが、待ち望むはタイガーの雄姿だろう。解説のプロたちさえも、タイガーのミラクルショットには、度肝を抜かれたのは、そんなに遠い話ではない。
解説をしていた青木功がいみじくも放った言葉が、いまでに記者の耳に残っている。このショットどうしますかね?とアナに訊かれた青木は、左にレイアップして、そこからバーデイをとるためのショットじゃないかな、と言っているうちに、い池越え206ヤードをバンカーから木の下をくぐらせて、6番アイアンでフルスイング、池を超えて、ピン2メートルの落ちて、そのファーストカットで止まった。青木は、自分の考える範囲を超えているので、解説できない、と。
タイガーは、今の全盛時代を向けているいかなる選手が、たちはだっかても、勝ることはない、雲の上のプレヤ―なのだ。
タイガーにつぶされた選手は多い。アーニーエルス、グーセン、イアンポールター、ほか、数えきれない山ほど、つぶさえている。いかに、タイガーをうらめしく思ったか、外枠の我々記者でも、驚異のタイガーのパフォーマンスは、スペシャルだ。
世界の歴史は、ボビージョーンズ、ニクラス―タイガーと3巨人をたたえるのは、当然であろう。Hero Invitationalは、昨年は、英樹が優勝、大きな階段を一つ上ったのは、日本のゴルフの黎明である。
タイガーの復活というよりは、新生タイガーとなっているのか、Hero で明白になる。故障から抜け出した鉄人タイガー、世界は、また、忙しくなるやも。
ゴルフタイムス 執筆同人 古賀剛大