297.夏の夜、猫の集会所 2011-08-28 20:13:00 | Weblog <0">今年の夏、寝苦しい夜に、涼しい夜風を求めて町に出たときに遭遇した、街中の野良猫たちの姿である。彼らは、よく涼しい場所を知っていて、夜になってから冷えてくる、タイル舗装の歩道の上に、腹ばいになって、涼をとっていた。 じっと、花壇の中を見つめる猫。何か小動物がいるのだろうか。 傷だらけの猫、クルマにでも轢かれたのだろうか、上半身が血だらけで、左後足を半分失っていた。私が近づくと、構わないでくれといわんばかりに、軽く威嚇の表情で、私を拒絶し、そのまま闇の中に消え去った。