6月27日、京都嵐山に行き、周辺を観光して歩き回り、周りはほとんど外国からの観光客ばっかりだなと思いながら、嵯峨野を散策して帰ってきたのだが、その翌日から、徐々に体調が悪化し、咳が頻繁に出るようになったので、風邪でも引いたかなと思っていたら、30日の金曜日には、体温が39度近く上がり、発熱のために、食欲がまったくなくなり、軽くめまいも覚え、体調がひどいものになったので、ベッドに寝転がったまま何もしない時を過ごしていた。7月1日少しマシになったみたいなので、いちばん近くの発熱外来がある医院に行ってみると、例の細長い綿棒を手渡され、新型コロナウイルスの、簡易検査をさせられた。陽性でした。この時、人生初コロナを、体験するわけになった。5月中旬ごろに、新型コロナウイルスは、2類から5類になっていたので、油断していて、ワクチン接種も5回目までしかしておらず、6回目は、いろいろな事情が重なり、やってはいなかった。ただ、やはり5回のワクチン接種が効いたのか、70歳近い高齢者で、持病も二つほど持っているにもかかわらず、世間で言われるほど大ごとにもならず、今のところ済んでいる。
診断結果を聞いてから、医者から新型コロナウイルス感染症用に開発された新薬を使ってみるかと聞かれたので、値段を聞いてみたら、政府補償で、患者は無料だというので、使ってみると言ったら、いろいろと説明が始まり、さらに同意書に署名することも求められた。同意書にサインして、診察が終わったので、処方箋と同意書をもって、隣の処方箋薬局に向かいその薬をもらってから、自宅へ帰った。
自宅に帰り、朝食をとってないので、軽く済ませ、薬を開けてみた。
ラゲブリオカプセル200mgという薬で、1回4カプセル、1日2回の服用で、五日分の40カプセルが入っている。蓋を開けるのが、少しコツがいるようで、最初は戸惑ったが、今では、慣れて、スムーズに開けられるようになった。
裏側。前側には、劇薬マークがある。薬価が、1カプセル2500円弱の高価な薬だが、つまり、1回の服用で、1万円ほどかかるわけである。飲み続けて、今日で5日目、あと1回の服用で、全部飲んだことになる。医者から、副作用についても説明を受けたが、今のところ、一切の副作用的なものはない。
最後の4カプセルを飲む前に、記念の1枚。