今年のゴールデンウイーク初日の土曜日、大阪天神橋商店街近くの歯科医院に行くときに、当り屋の被害にあいました。これはそのときの事の顛末の、一部始終です。
当日の朝10時、予約した時間にギリギリになったので、少しあせりながら近くのゲート式のコインパーキングに車を入れて,駐車させようとしたところ一人の男性が、声を掛けてきました。50代中ごろ、少し小太りで身長は、170センチに届くか届かないぐらい、頭頂部が禿げていて、メガネを掛けています。薄汚れたくたびれたスーツ姿をしていて、どこかの三流企業の課長さんといった風情でした。クルマに乗ったままの私に近づいてきて、私にクルマから出るようにというのです。。なんだか、ひどく立腹しているようです。クルマから出て話を聞くと、私のクルマが左折してパーキングに入る際に、男性と接触して、手仁当たり持っていた買ったばかりのメガネを、壊されてしまったというのです。そしてその壊れたというメガネを、私に見せました。私は、入庫のときに誰かに接触したり、何か物に当たったという感覚はまったく無かったのですが、その時はそのことを聞いてすっかり気が動転してしまい、つい、とりあえずの謝罪の言葉を口にしました。
男性は、とりあえず今は仕事の途中で時間が無いので、メガネの代金1万5千円と今後のために名刺をを要求してきました。しかし私は、歯医者に行くだけの金しか持っておらず、今、手許に三千円ぐらいしかもっていないというと、少し思案をしているようにしてから、おもむろに携帯電話を取り出し、どこかに電話しだしました。
電話が終わると、私に、業務中の事故でもあり、小額なので保険が利きそうだから、とりあえず今は、保険の手数料と印紙代の三千円だけでいいとのことで、会社と話がついたといいました。
私は、三千円で済むのならと、半ばほっとしながら、三千円を支払い、その場を離れました。
さて、歯医者さんについてから、順番を待つ待合室のソファに座りながら、先ほどのことを思い出しながら考えてみると、いろいろおかしなことがあります。どうやら私は、当り屋詐欺の被害に会ったのではないのかと、思い至りました。
・クルマが何かと接触した感触が無かったこと。車体にその痕跡もない。
・ゲート式の駐車場であり、いったんチケットを取らなければならず、
そのため停車しなければならない。その時に気がつくはずである。
・名刺を要求して、こちらの財布の中の所持金をさりげなく見ているようです。
・携帯電話で会社と連絡しているように見せかける。実は、繫がっていない。
・こちらが、急いでいてあせっているところを見透かして、罠を仕掛ける。
・一見してくたびれたサラリーマン風。そんなことをするような人には見えない。
・某大手企業の名刺を出したが、ぼろぼろの名刺であり怪しまれるのを恐れたのか、
すぐ引っ込めた。良くは見えなかったが、ダイワハウスの名刺のようだった。
名刺入れの中には、いろいろな名刺を入れていたが、今までの詐欺に引っ掛かった、 あるいは、引っ掛けようとした人たちの名刺だろうか。
・警察に行こうとか、連絡しろとかは、一切言わない。すぐに、お金の話を持ち出す。 ・最初に1万五千円、次に3千円という落差。、3千円で済んだというこちらの安心感か らすぐに何の疑問もなく、すんなりとお金を支払ってしまった。
天神橋筋商店街の近辺には、こういった当り屋が多く、私は以前にも当たり屋に遭遇したことがあり、そのときはすったもんだの口論の末に、相手が逃げ出し事なきを得たのだが、今回は、見事に相手の思惑どうりになってしまった。後になって考えれば、もっと冷静に対処していれば、こんなことにならずに済んだはずであり、悔やむばかりである。皆さんも気をつけてください。
「閑話休題」ちなみに、当日のJRA阪神競馬で三千円は、取り返しました。
当日の朝10時、予約した時間にギリギリになったので、少しあせりながら近くのゲート式のコインパーキングに車を入れて,駐車させようとしたところ一人の男性が、声を掛けてきました。50代中ごろ、少し小太りで身長は、170センチに届くか届かないぐらい、頭頂部が禿げていて、メガネを掛けています。薄汚れたくたびれたスーツ姿をしていて、どこかの三流企業の課長さんといった風情でした。クルマに乗ったままの私に近づいてきて、私にクルマから出るようにというのです。。なんだか、ひどく立腹しているようです。クルマから出て話を聞くと、私のクルマが左折してパーキングに入る際に、男性と接触して、手仁当たり持っていた買ったばかりのメガネを、壊されてしまったというのです。そしてその壊れたというメガネを、私に見せました。私は、入庫のときに誰かに接触したり、何か物に当たったという感覚はまったく無かったのですが、その時はそのことを聞いてすっかり気が動転してしまい、つい、とりあえずの謝罪の言葉を口にしました。
男性は、とりあえず今は仕事の途中で時間が無いので、メガネの代金1万5千円と今後のために名刺をを要求してきました。しかし私は、歯医者に行くだけの金しか持っておらず、今、手許に三千円ぐらいしかもっていないというと、少し思案をしているようにしてから、おもむろに携帯電話を取り出し、どこかに電話しだしました。
電話が終わると、私に、業務中の事故でもあり、小額なので保険が利きそうだから、とりあえず今は、保険の手数料と印紙代の三千円だけでいいとのことで、会社と話がついたといいました。
私は、三千円で済むのならと、半ばほっとしながら、三千円を支払い、その場を離れました。
さて、歯医者さんについてから、順番を待つ待合室のソファに座りながら、先ほどのことを思い出しながら考えてみると、いろいろおかしなことがあります。どうやら私は、当り屋詐欺の被害に会ったのではないのかと、思い至りました。
・クルマが何かと接触した感触が無かったこと。車体にその痕跡もない。
・ゲート式の駐車場であり、いったんチケットを取らなければならず、
そのため停車しなければならない。その時に気がつくはずである。
・名刺を要求して、こちらの財布の中の所持金をさりげなく見ているようです。
・携帯電話で会社と連絡しているように見せかける。実は、繫がっていない。
・こちらが、急いでいてあせっているところを見透かして、罠を仕掛ける。
・一見してくたびれたサラリーマン風。そんなことをするような人には見えない。
・某大手企業の名刺を出したが、ぼろぼろの名刺であり怪しまれるのを恐れたのか、
すぐ引っ込めた。良くは見えなかったが、ダイワハウスの名刺のようだった。
名刺入れの中には、いろいろな名刺を入れていたが、今までの詐欺に引っ掛かった、 あるいは、引っ掛けようとした人たちの名刺だろうか。
・警察に行こうとか、連絡しろとかは、一切言わない。すぐに、お金の話を持ち出す。 ・最初に1万五千円、次に3千円という落差。、3千円で済んだというこちらの安心感か らすぐに何の疑問もなく、すんなりとお金を支払ってしまった。
天神橋筋商店街の近辺には、こういった当り屋が多く、私は以前にも当たり屋に遭遇したことがあり、そのときはすったもんだの口論の末に、相手が逃げ出し事なきを得たのだが、今回は、見事に相手の思惑どうりになってしまった。後になって考えれば、もっと冷静に対処していれば、こんなことにならずに済んだはずであり、悔やむばかりである。皆さんも気をつけてください。
「閑話休題」ちなみに、当日のJRA阪神競馬で三千円は、取り返しました。